シングルクオートとダブルクオート以外で、複数行にまたがる文字列を利用する方法でヒアドキュメントがあります。
ヒアドキュメント構文(<<<)の後に終端識別子を定義し、それが出現するまでを文字列として認識します。
heredocument.php
$age = 29;
$a = <<<EOM
初めまして。私はktktと言います。
年齢は${age}歳です。
よろしくお願いします。
EOM;
echo $a;
実行結果
heredocument.php
初めまして。私はktktと言います。 年齢は29歳です。 よろしくお願いします。
注意する点は、終端識別子は必ず行頭から始まり、直前にインデントなどを含めず、すぐに改行しなければなりません。
また、ヒアドキュメントの中ではダブルクオートと同様に、変数が展開されます。
*終端識別子は何でもよく、ABCでも大丈夫です。よく使われるのは、EOM(エンドオブメッセージ)、EOD(エンドオブドキュメント)のようです。