1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

IBM iのディスク保護方式を調べる方法

1
Last updated at Posted at 2026-08-31

IBM iのディスクが、どのような方式で保護されているのか確認したいことがあります。
今回は、現在のシステムが「ミラー保護」と「デバイス・パリティー保護(RAID)」のどちらで構成されているかを確認する方法を、備忘録としてまとめます。

簡単に確認したい場合は、WRKDSKSTSコマンドが便利です。

WRKDSKSTS

画面が表示されたら、F11キーを押して表示を切り替えます。
「保護タイプ/状況」の欄から、現在のディスク保護方式を確認できます。

主な保護タイプ:
MRR:ミラー保護
DPY:デバイス・パリティー保護(RAID)

以下の例では、保護タイプが「MRR」、状況が「ACTIVE」となっているため、ミラー保護が正常に動作していることが分かります。

ただし、DPYと表示された場合、WRKDSKSTSだけではRAID 5/6/10のどれが使われているか分からないことがあります。

もう少し詳しく確認したい場合は、次の方法があります。

  • システム保守ツール(SST)
  • 専用保守ツール(DST)
  • Navigator for i

メニュー番号や日本語表記は、IBM iのバージョンや環境によって異なる場合があります。

SSTメニューでの確認方法

まずはSSTから確認してみます。

STRSST

保守ツール・ユーザーIDとパスワードを入力し、次の順番で進みます。

  • 「3.ディスク装置の処理」を選択します
  • 「1.ディスク構成の表示」を選択します
  • 「1.ディスク構成状況の表示」を選択します
  • 「ディスク構成状況の表示」メニューが表示されます
    この画面では、ASPの状況ミラー保護非保護か、ホットスペア保護YesNoかなどを確認できます。

ASPの状況が非保護(Unprotected)と表示されても、すべてのディスクが無保護とは限りません。
各ディスクの保護タイプがDPYとなっている場合は、デバイス・パリティー保護が使われている可能性があります。

そのため、ASPの状況だけではなく、各ディスクの保護タイプと状況もあわせて確認します。
デバイス・パリティーの詳細は、次のメニューから確認できます。
SSTメニュー画面から、

  • 3.ディスク装置の処理を選択します
  • 2.ディスク構成の処理を選択します
  • 1.ディスク構成の表示を選択します
  • 5.装置パリティー状況の表示を選択します
    ミラー保護のみが構成されており、デバイス・パリティー保護が使用されていない場合は、装置パリティーの情報が表示されないことがあります。

DSTメニューでの確認方法

同じように、DSTからも確認できます。
DSTを使用する場合は、IBM iのシステム・コンソールから「専用保守ツール(DST)」を開きます。
「専用保守ツール(DST)の使用」メニューから、次の順番で進みます。

  • 「4.ディスク装置の処理」を選択します
  • 「2. ディスク構成の処理」を選択します
  • 「1.ディスク構成の表示」を選択します
  • 「5.装置パリティー状況の表示」を選択します2
    「装置パリティー状況の表示」画面でF11キーを押すと、表示を切り替えて、「ディスク構成状況の表示」の画面から確認できます。

Navigator for iでの確認方法

Navigator for iから、GUIで確認することもできます。
左側のメニューから「システム」を開き、「ディスク状況」をクリックします。

表示された画面を右方向へスクロールすると、「装置タイプ」「保護タイプ」「保護状況」などを確認できます。

最後に

個人的には、まずWRKDSKSTSで簡単に確認して、必要に応じてSSTやIBM Navigator for iで詳細を見る方法が分かりやすいと思います。

1
1
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?