iPhoneではAppleWatchなどで収集したHealthKitのデータを、xmlファイルとしてダウンロードする事ができる。
HealthKitのデータをダウンロードする方法
- ヘルスケアアプリ を開く
- (概要のページの)右上のサムネイルを押す
- 開いた画面の下の方にある すべてのヘルスケアデータを書き出す を押す。
- データを書き出して良いか聞かれるので、書き出す を押す。
- ヘルスデータを書き出し中 と表示するので、しばらく待つ。
- 書き出したデータを保存するダイアログが表示されるので、AirDropやメール等で保存する。データはZIPでアーカイブ・圧縮されている。
ところがiOS16〜16.2ではこのxmlファイル(export.xml
)1の属性リスト宣言に誤りがある為、正しく読み込めない事がある。
1/23/2023にリリースされた iOS16.3 にて直った。これ以降のバージョンでは、本稿は不要である。
属性リストを直せば問題なく読み込めるので、patchを作成した。
export12.patch
155a156,157
> device CDATA #IMPLIED
> >
206d207
< device CDATA #IMPLIED
212d212
< >
使い方
$ patch export.xml export12.patch
なおこれは筆者が独自の調査と推測から作成した物であり、iOSの将来のバージョンで動作するとは限らない事をお断りしておく。
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iOS15では
export.xml
内に<!-- HealthKit Export Version: 11 -->
と言う記述があるが、iOS16ではVersion: 12
となっている。 ↩