学習メモ
- Google Cloud Directory Sync (GDCS)
- Microsoft Active DirectoryなどのLDAPサーバーのデータ(ユーザー、グループ、連絡先など)を自動的に同期するためのツール
- 同期元サーバーにインストールして使用する
- 基本的に同期元LDAPディレクトリとGoogle Workspaceのアカウントは1対1での同期となる
- 複数の同期元LDAPディレクトリとGoogle Workspaceのアカウントの同期をおこなう際は、「除外ルール」を使用してそれぞれのLDAPディレクトリに存在しないデータが削除されないようにする
- 例えば、以下の2つのディレクトリが存在する場合、
- ディレクトリA:ユーザーA、ユーザーB、ユーザーC
- ディレクトリB:ユーザーA、ユーザーC、ユーザーD
- 先にディレクトリAをGoogle Workspaceに同期する。このとき、ユーザーA、ユーザーB、ユーザーCが存在する状態となる
- 次にディレクトリBをGoogle Workspaceに同期する。このとき、ユーザーA、ユーザーC、が存在する状態となる
※ディレクトリBのデータで上書きされ、ユーザーBが削除され、ユーザーDが追加される - このような状況を「除外ルール」を設定することで回避できる
- 例えば、以下の2つのディレクトリが存在する場合、
- Password Sync
- Active Directoryのディレクトリ情報(パスワード)をGoogle Workspaceに同期するツール
- 同期の仕組みとしてはDirectory APIを使用している