AppBrainがGooglePlayに登録されているアプリのライブラリ使用状況を集計しています。
AppBrain stats
各ライブラリやフレームワークの
- 全アプリに占める割合(青)
- 全インストール数に占める割合(オレンジ)
- (アイコンのリンク先で)詳細や利用アプリのトップテン
を確認できます。
スクリーンショット
広告SDK
タブの切替で広告SDKやソーシャルSDKのシェアもわかります。
広告SDKは「admob」が強い。
国内企業だと「nend」や「Adlantis」が下位の方に…。
ソーシャルSDK
ソーシャル系はfacebookのSDKがダントツですね。
4位に「Twitter4j」があります。
他に上位を占めているのはゲームにランキングやマッチングを搭載する系のSDKですね。
このへんは国内ゲームで使われているSDKとは結構様相違うかな。
活用法など
使用するライブラリの選定で迷ったらここを参考にシェアの高いものを優先にしてみてはどうでしょうか。
また、いままで知らなかった(がよく使われている)ライブラリを知ることも出来ます。
※ モバイルアプリ用トラッキングライブラリ「Flurry Analytics」はこれで初めて知りました。→参考:モバイルアプリのユーザー行動解析サービスのFlurry Analyticsについて調べてみた
C2DMは想像以上に活用されていて驚きました。
私見ですが、アプリ数のグラフよりインストール数のグラフの割合が高いライブラリは、(1アプリあたりのインストール数の多い)人気のアプリでよく使われているライブラリと考えることも出来るかもしれません。(なんとなくですが)
そういったライブラリを活用していくとイケてるアプリを作れるかも?
「Google Play In-app Billing」のパーセンテージからアプリ内課金を実装しているアプリの割合もわかりますね。
ゲーム系ライブラリのシェア
個人的にはlibGDXを推しているのでこちらも気になります。
現時点ではlibGDXのほうがCocos2D-Xより若干シェアが高いでしょうか(アプリ数の1.42%、インストール数の3.52%)。だいたい横並びです。
日本ではあまり馴染みないですが世界的にはメジャーなライブラリです。
Unity3Dはこの2つを合わせたくらいのシェアですね。
強い。