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Azure Administrator(AZ-104):Azure でのストレージの実装と管理「Azure Storage」

Last updated at Posted at 2023-02-13

Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Administrator(AZ-104)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始め、AZ-900取得後の資格としてAZ-104取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※AZ-900の内容は本投稿では省略しております。再度復習したい方は下記をご参照ください。
Azure Fundamentals(AZ-900):試験合格に向けた学習内容のまとめ

今回の学習内容

◆「Azure Storage」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
AZ-104:Azure でのストレージの実装と管理
◇対応するモジュール
Azure Storage を実装する

※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Administrator(AZ-104):Azure での ID とガバナンスの管理「Azure AD SSPRオプション」

Azure Storage

Azure Storage

・最新のデータストレージシナリオ用のMicrosoftクラウドストレージソリューション
・データオブジェクト用に高可用性/スケーラビリティ/持続性/安全性に優れている
・ファイル/メッセージ/テーブル/その他の種類の情報を格納するためのサービス

◆Azure Storageの使用例
・ファイル共有のようなアプリに使用
・開発者が作業データ用に使用
※作業データ:Webサイト/モバイルアプリ/デスクトップアプリを含む
・IaaS仮想マシンとPaaSクラウドサービスに使用

Azure Storageがサポートしているデータ

◆仮想マシンデータ
・仮想マシンのデータストレージにはディスク/ファイルが含まれる
 -ディスク:Azure IaaS仮想マシン用の永続的ブロックストレージ
 -ファイル:クラウド内のフルマネージドファイル共有
・データストレージはAzureマネージドディスクを通じて提供
・データディスクは下記のデータなどを格納するために仮想マシンで使用
 -データベースファイル
 -Webサイトの静的コンテンツ
 -カスタムアプリケーションコード
・追加できるデータディスクの数は仮想マシンのサイズにより決まる
・各データディスクの最大容量:32,767GB

◆非構造化データ
・データに明確なリレーションシップがない(非リレーショナル)
⇒特定のデータモデルや定義に従っていないデータ
・例:テキストデータ/画像データ/音声データなど
・ネイティブな形式のまま保存され、使用時まで処理されない
・下記を使用してデータを格納
 -Blob Storage:非常に拡張性が高い、RESTベースのクラウドオブジェクトストア
 -Data Lake Storage:サービスとしてのHadoop分散ファイルシステム(HDFS)

◆構造化データ
・共有スキーマを持つリレーショナル形式で格納
・多くの場合、行/列/キーから成るデータベーステーブルに含まれる
・テーブルは自動スケーリングするNoSQLストア
・下記を使用してデータを格納
 -Azure Cosmos DB:グローバル分散型データベースサービス
 -Azure SQL Database:SQLを基盤とするサービスとしてのフルマネージドデータベース

ストレージアカウントレベル

・StandardとPremiumでアカウントの変換は不可

◆Standardストレージアカウント
・磁気ハードディスクドライブ(HDD)を基盤としている
・GBあたりのコストが最も低い
・Standardストレージアカウントの使用例
 -大容量ストレージを必要とするアプリ
 -データへのアクセス頻度が低いアプリ

◆Premiumストレージアカウント
・ソリッドステートドライブ(SSD)を基盤としている
・一貫した低待機時間のパフォーマンスを提供
・Premiumストレージアカウント
 -データベースのようなI/O集中型アプリがある仮想マシンディスク

Azure Storage使用時の考慮事項

◆持続性と可用性を考慮
・冗長性により一時的なハードウェア障害の間もデータの安全を保証
・データは複数のデータセンターや地理的リージョンにわたってレプリケート
⇒地域の大事故や自然災害からの保護のため
・予期しない停止の間もレプリケートされたデータの高可用性を維持

◆安全なアクセスを考慮
・書き込まれるデータはすべて暗号化される
・データにアクセスできるユーザを細かく制御可能

◆スケーラビリティを考慮
・ニーズを満たすために高度にスケーラブルな設計が採用
⇒最新のアプリのデータストレージとパフォーマンスに関するニーズ

◆管理のしやすさを考慮
・ユーザに代わり、ハードウェアのメンテナンス/更新/重大な問題を処理

◆データのアクセシビリティを考慮
・データには世界中のどこからでもHTTP/HTTPS経由でアクセス可能
・様々な言語でSDKを用意(.NET/Java/Node.jsなど)
・PowerShell/Azure CLIでのスクリプト化をサポート
・Azure Portal/Azure Storage Explorerによる視覚的ソリューションを提供

次の学習内容

◆Azure Storageの各サービス

学習内容をまとめたページの一覧

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