はじめに
Microsoft Azure Administrator(AZ-104)合格に向けた勉強でまとめた内容を本記事では投稿しています。
試験範囲の内容を私が勉強していく中で、
・忘れてしまっていた内容
・他の知識と絡めて理解した方が良い内容
・Microsoft Learnの読解に苦戦した内容
などをできるだけ分かりやすく簡潔にまとめることを意識しています。
Azureの勉強を一から始め、AZ-104取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※本記事の内容が必ず試験に出るわけではないこと、ご注意ください
試験対策のまとめ
Azure Monitor
クラウド/オンプレ環境からの監視データを収集/分析し、それに対応するための包括的な監視ソリューション
Azure Monitorのデータソース
各監視対象リソースから収集されたデータの種類
収集されたデータがデータプラットフォームにルーティング
Azure プラットフォームログ
Azureリソースとそれらが依存しているAzureプラットフォームの情報を提供するデータソース
詳細な診断情報と監査情報を提供
- リソースログ
- 対象レイヤー：Azureリソース
- Azureリソース内で実行された操作の分析情報を提供
- アクティビティログ
- 対象レイヤー：Azureサブスクリプション
- サブスクリプションレベルのイベントの分析情報を提供
- Azure ADログ
- 対象レイヤー：Azureテナント
- サインインアクティビティの履歴と、特定のテナントに対してAzure ADで行われた変更の監査証跡を提供
Azure Monitorのデータプラットフォーム
収集された監視データが格納されるデータストア
Azure Monitorメトリクス
タイムスタンプ付きデータ分析用に最適化された時系列DB
一定の間隔でメトリックを収集
※メトリック：特定の時点におけるシステムの側面を表す数値
ほぼリアルタイムのシナリオに対応できるため、問題の警告や迅速な検出が可能
Azure Monitorログ
全ての種類の構造化/非構造化データを格納
ログにはシステムイベントが記録され、タイムスタンプも含まれる
複雑な分析を実行可能
分散トレース
様々なサービス/コンポーネントを通過する要求のパスを確認可能
パフォーマンスのボトルネックを特定し、分散システムの問題のトラブルシューティングに役立つ
トレースデータはAzure Monitorログの個別のワークスペースに格納
変更
Azureアプリケーションとリソースで発生する一連のイベント
変更分析ツールを用いてサブスクリプションレベルでトレース
※変更分析ツール：Azure Resource Graphの機能を基にして、アプリケーションの変更に関する詳細な分析情報を提供
- 参考
次の試験対策のまとめ
- AZ-104試験対策のまとめ「VM編①」
学習内容をまとめたページの一覧