Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Fundamentals(AZ-900)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始める方の参考になれば幸いです。
今回の学習内容
◆「Azureのファイル移動オプション」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
Azure の基礎: Azure のアーキテクチャとサービスについて説明する
◇対応するモジュール
Azure のファイル移動オプションを特定する
※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Fundamentals(AZ-900)：Azure の基礎: Azure のアーキテクチャとサービスについて説明する「Azureのデータ移行オプション」
Azureのファイル移動オプション
個々のファイルや小さなファイルグループの移動や操作に役立つツール
AzCopy
ストレージアカウント間でBLOB/ファイルをコピーするために使用できるCUI
・ファイルのアップロード/ダウンロード、ストレージアカウント間でのファイルのコピー、ファイル同期が可能
・他のクラウド間でファイルを移動できるようにすることも可能
※同期は一方向(同期元と同期先を選択する必要がある)
Azure Storage Explorer
ストレージアカウント内のファイルとBLOBを管理するためのGUIを提供するスタンドアロンアプリ
・Windows、macOS、Linuxで動作し、バックエンドではAzCopyを使用
・AzureへのアップロードやAzureからのダウンロード、ストレージ間の移動が可能
Azure File Sync
オンプレミス(またはクラウド)のWindowsサーバがAzureファイル共有の高速キャッシュに変換される
※Windowsサーバ内にAzure File Syncをインストールした場合に可能
⇒Azureファイル共有内のデータとWindowsサーバ内のファイルが同期する
⇒オンプレミスのサーバで加えた変更がAzureファイル共有にも同期される
・利用可能なプロトコル： SMB、NFS、FTPSなど、Windowsサーバ上で利用できるプロトコルで、オンプレミスのサーバにアクセス可能
・マルチサイトアクセス： 1つのAzureファイル共有と複数のWindowsサーバを同期可能
例)オフィスAのサーバがAzureファイル共有を通して、オフィスBのサーバと同期可能
・ディザスターリカバリ： 同じデータセンター内の新しいサーバにAzure File Syncをインストールして、障害が発生したサーバの置き換えが可能
・クラウドの階層化： 最も頻繁にアクセスするファイルがローカルサーバにキャッシュされ、アクセス頻度が低いファイルは要求されるまでクラウドに保持
次の学習内容
◆Azure ディレクトリサービス
学習内容をまとめたページの一覧