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Azure Administrator(AZ-104):Azure でのストレージの実装と管理「BLOBオブジェクトレプリケーション」

Last updated at Posted at 2023-03-17

Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Administrator(AZ-104)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始め、AZ-900取得後の資格としてAZ-104取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※AZ-900の内容は本投稿では省略しております。再度復習したい方は下記をご参照ください。
Azure Fundamentals(AZ-900):試験合格に向けた学習内容のまとめ

今回の学習内容

◆「BLOBオブジェクトレプリケーション」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
AZ-104:Azure でのストレージの実装と管理
◇対応するモジュール
BLOB オブジェクト レプリケーションを決定する

※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Administrator(AZ-104):Azure でのストレージの実装と管理「BLOBライフサイクル管理規則」

BLOBオブジェクトレプリケーション

・ストレージアカウント間でコンテナ内のBLOBを非同期にコピー

◆コピーされるもの
・BLOBの内容
・BLOBのメタデータとプロパティ
・BLOBに関連付けられているすべてのバージョン

◆BLOBオブジェクトレプリケーションの前提条件
・BLOBのバージョン管理:ソースアカウントと宛先アカウントで有効
・変更フィード:ソースアカウントで有効
※変更フィード(BLOB/BLOBメタデータに対して行われるすべてのトランザクションログを提供)

◆制限内容
・BLOBのスナップショットはサポート外
⇒ソースアカウントのBLOBのスナップショットは宛先アカウントにレプリケーションされない
・コピー元/コピー先のアカウント
 -ホットアクセス層/クールアクセス層のみ
 -異なる層でも可能
・ブロックBLOBのみをサポート
⇒追加BLOB/ページBLOBはサポート外

ポリシーとルール

◆レプリケーションポリシー
・ソースストレージアカウントと宛先ストレージアカウントを指定
・ソースアカウントの宛先アカウントは2つまで
⇒宛先アカウントごとに1つのポリシーを使用
 
◆レプリケーションルール
・レプリケーションポリシーに含まれる
・ソースコンテナと宛先コンテナを指定
・デフォルトのBLOBコピー対象
⇒ルール作成後にソースコンテナに追加された新しいブロックBLOB
・どのBLOBをコピーするかも指定可能

BLOBオブジェクトレプリケーション構成時の考慮事項

◆待ち時間の削減を検討
・クライアントが物理的に近いリージョンのデータを使用可能
⇒読み取り要求の待ち時間を短縮

◆コンピューティングワークロードの効率を検討
・複数のリージョンで同じブロックBLOBのセットを処理可能
⇒コンピューティングワークロードの効率を向上

◆データの分散を検討
・データを1つの場所で処理/分析し、結果のみを他のリージョンにレプリケート可能

◆コストの利点を検討
・データのレプリケート後にライフサイクル管理ポリシーでデータを移動可能
⇒アーカイブアクセス層への移動でコスト削減

次の学習内容

◆BLOBのアップロード

学習内容をまとめたページの一覧

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