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Azure Administrator(AZ-104):Azure での ID とガバナンスの管理「Azure ADのエディション」

Last updated at Posted at 2022-12-26

Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Administrator(AZ-104)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始め、AZ-900取得後の資格としてAZ-104取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※AZ-900の内容は本投稿では省略しております。再度復習したい方は下記をご参照ください。
Azure Fundamentals(AZ-900):試験合格に向けた学習内容のまとめ

今回の学習内容

◆「Azure ADのエディション」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
AZ-104:Azure での ID とガバナンスの管理
◇対応するモジュール
Azure Active Directory のエディションを選択する

※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Administrator(AZ-104):Azure での ID とガバナンスの管理「AD DSとAzure ADの比較」

Azure ADのエディション

Azure ADのエディション比較

image.png
※1. ハイブリッドID
オンプレミスやクラウドに関係なく、すべてのリソースに対する認証と承認のための共通ユーザID
※2. Identity Protection
IDベースのリスク検出や修復の自動化、リスクの調査、結果を他ツールへエクスポートが可能

Azure ADの各エディション

◆Azure AD Free
AzureやDynamics365、Power Platformなどクラウドサービスのサブスクリプションに含まれている無料のライセンス
・提供機能(一部)
 -ユーザ/グループの管理
 -オンプレミスのADと同期
 -基本的なレポート
 -クラウドユーザのセルフパスワード変更
 -SSOアクセス(Azure、Microsoft365、一般的なSaaSアプリでサポート)

◆Azure AD Microsoft 365 Apps
Microsoft365に含まれている無料のライセンス
・Freeからの追加機能(一部)
 -Microsoft365アプリ用のID/アクセス管理
 -クラウドユーザのMFA
 -クラウドユーザのグループアクセス管理
 -クラウドユーザのセルフパスワードリセット

◆Azure AD Premium P1
有料のライセンス(Microsoft365 E3にも含まれている)
・Freeからの追加機能(一部)
 -オンプレミスとクラウドの両方にアクセス可能なハイブリッドID
 -動的グループ(ルールに基づくユーザアカウントの自動追加や削除機能)
 -セルフサービスグループ管理
  (グループ自体の委任やグループに対するアクセス権のセルフサービス化など)
 -Microsoft Identity Manager(ID/アクセス管理の強化機能)
  ⇒オンプレミスユーザによるセルフサービスパスワードリセット(=ライトバック)が可能

◆Azure AD Premium P2
有料のライセンス(Microsoft365 E5にも含まれている)
・Free/P1からの追加機能(一部)
 -Identity Protection
  (アプリや重要な企業データへのリスクベースの条件付きアクセスを提供可能)
 -Privileged Identity Management(PIM)
  ⇒必要に応じてJust-In-Timeアクセスを提供可能

次の学習内容

◆Azure ADへの参加

学習内容をまとめたページの一覧

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