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WSLで構築したUbuntuにpostgresSQLをインストールする方法と初期設定

Last updated at Posted at 2023-05-22

postgresSQLをUbuntuに入れる方法に少してこずったので、備忘録として記載します。
あまり技術力は高くないので、お手柔らかに:persevere:
分かりやすく、読みやすくを目指します!

前提条件

  • WSL上にUbuntuをインストールしている
  • Windows11

それでは行きましょう!

rootパスワードを設定していない場合

設定していない場合、まずはrootパスワードを設定しておきましょう。
WSLのUbuntuを起動します。
rootユーザにスイッチ

sudo su

以下のコマンドでパスワードを設定

passwd

システムが新しいパスワードを二回求めます。二回とも同じパスワードを入力してください。
パスワードを設定したら、以下のコマンドを入力してrootユーザーから元のユーザーに戻ります。

exit

インストール

サーバーのローカルパッケージインデックスを最新に更新します。

sudo apt update

追加のユーティリティと機能をいくつか追加する-contribパッケージとともにPostgresパッケージをインストールします。

sudo apt install postgresql postgresql-contrib

これでインストールはできたはずです。

起動

postgresSQLを起動するには以下のコマンドを実行してください。

sudo service postgresql start

起動しているか確認するには、以下のコマンドを実行してください。

sudo service postgresql status

設定の前準備

まずはデフォルトで作成されているpostgresユーザでpostgresにログイン

sudo -u postgres psql

Ubuntuのユーザに権限を与えます。

CREATE ROLE ユーザ名 LOGIN CREATEDB;

ここで、CREATE ROLEは新たなロールを作成するコマンド、LOGINはそのロールがデータベースにログインできることを指定、CREATEDBはそのロールが新たなデータベースを作成できることを指定しています。

以下のコマンドでpostgresSQLを終了します。Ubuntuに戻ります。

/q

今度はUbuntuのユーザでpostgresSQLにログインします。

psql -d postgres

これでUbuntuのユーザでpostgresSQLのテーブル作成や操作ができます。

おまけ:ターミナルプロンプトの違い

psqlコマンドラインツールでは、プロンプトがpostgres=#かpostgres=>かで、現在のユーザーの権限を示しています。

  • postgres=#:現在スーパーユーザーまたは特権を持つユーザー(例えば、データベースの所有者)としてログインしています。このユーザーは、データベースの作成、削除、ユーザーの追加など、全ての操作を実行できます。
  • postgres=>:現在一般ユーザーとしてログインしています。このユーザーは限定的な権限しか持っておらず、主にデータの参照や更新を行います。

なお、これらのプロンプトはデフォルトの設定であり、設定により変更することも可能です。それぞれのプロンプトがどのような権限を示しているかは、現在のデータベースやユーザーの設定に依存します。

参考

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