普通にLet's Encryptで発行した証明書を更新するには
certbot renew
するだけで全ての証明書が更新できますが、
ワイルドカード証明書を更新するにはひと手間必要だったのでメモ。
ちなみに更新のたびに自分でコマンドを叩いてDNSを更新する手順です。
というかよくよく見たら最初に証明書を発行したときと同じ手順ですね。
すでに証明書がある場合でも、同じコマンドを打つと証明書の更新になるみたいです。
certbot certonly --manual --domain *.example.com -d riinswork.space
--preferred-challenges dns-01
--server https://acme-v02.api.letsencrypt.org/directory
DNSチャレンジの手順は初回発行ができたならそれと同じなので省略。
ちなみに、
--manual-auth-hook /etc/letsencrypt/renewal-hooks/hogehoge.sh \
--manual-cleanup-hook /etc/letsencrypt/renewal-hooks/hogehoge.sh
みたいな感じのオプションを足してやって、DNSのTXTレコードを更新するshellを自分で書くなりして、
証明書の更新前後にDNSのTXTレコードを更新することができれば certbot renew による自動更新もできるようです。
この辺りはどのDNSサーバを使っているかによると思うので割愛!
DNSサーバにbindを使っているならこちらを参考にすればできるみたいです。
Certbotによるワイルドカード証明書と自動更新の設定 - nabeの雑記帳
Conoha ではこの記事で完全に自動化できました。私もやってますがいいですね。
Let's Encrypt ワイルドカード自動更新(ConoHa) - eastforest