はじめに
こんにちは、私は日本の某会社に勤めている会社員です。社会人初めてから一貫してERP導入コンサルタントとしてご飯を食べています。
ERP開発ベンダー側として1社の経験、他社製品ERPを導入するベンダーとして2社の経験がございます。
本日から、ERP導入コンサルとしてのモヤモヤと問題解決の一助になればと思い、Qiitaにて投稿を始めます。ERP導入コンサルが何にモヤモヤしているのかと、そのモヤモヤを解消するために何をしたいのかは後ほど記述します。
私の自己紹介
このブログでやりたいこと
私の自己紹介ができたので、早速このブログでやりたいことを発表します。
ブログのターゲット
1.情報システム部担当者
社内でD365検討を命じられて、ネットでD365 ERPでググったが英語のページとyoutube動画だけが見つかったものの業務が回るかどうかイマイチ分からず、社内への説明をしようにもできずに途方に暮れている 情報システム部担当者
要約
D365標準機能でできることを私が今まで経験した具体的なビジネスケースをベースにして設定、運用例をご紹介します。
モヤモヤ
世の中のD365に関連するドキュメントは正直わかりにくい。Microsoftが提供するドキュメントが英語なので一歩目のハードルが高い。日本語版も機械翻訳で訳したような不自然な日本語が並んでますし。
じゃ、分かりにくさをD365を説明する営業やコンサルが解消できればいいのですが、説明できてないケースがあまりにも多い。 説明が下手くそ。 D365にプリセットされたContosoのデータを使って標準機能をちょっと見せる。その結果、「D365ってよーわからんしうちのビジネスに合致するかわからん」となるケースが散見されます。
ちゃんと説明すればもっと食いついてくれるのにというケースを多々見てきました。
ブログでやりたいこと
本ブログではビジネスケースの設定を丁寧に行います。このブログ内ではビジネスケースをベースとしたD365標準機能の設定例、運用例をご案内します。ビジネスのバックグラウンドを元にどのようにマスタに設定できるか、どのように機能を動かせるかをご案内します。
このブログの目指す姿
世の中のD365営業やコンサルが説明できなかった「うちのビジネスで動かせるの?」を解消して、D365を「うちのビジネスできそうだよ」と社内で説明していただきたいです。
その先に、ERPという商材の中でSAPやOracleに負けがちなD365が選択肢の1つとして挙がればこれ以上の喜びはありません。