はじめに
プログラミングの基本である 条件分岐 を理解するために、Python を使って偶数・奇数を判定するシンプルなプログラムを作成しました。
このコードでは、ユーザーが入力した数値が 偶数か奇数かを自動判定し、結果を表示 します。
Python の if-else
文や、input()
を使った ユーザー入力の処理 も学べる内容になっています。
書こうと思ったきっかけ
プログラミングを学び始めたころ、「条件分岐 (if-else
)」 の使い方が理解しやすいシンプルな例を探していました。
その中で、偶数・奇数の判定は 数学的にも直感的であり、すぐに結果を確認できる ため、初心者が練習するのに最適だと感じました。
さらに、input()
を使った ユーザー入力の処理 も含まれており、実際に動かしながら学べる点が魅力的です。
完成したコード
test.py
num = int(input("数値を入力してください: "))
if num % 2 == 0:
print(f"{num} は偶数です")
else:
print(f"{num} は奇数です")
コードの流れ
- ユーザーが数値を入力し、
int()
で整数に変換する。 -
num % 2 == 0
を判定し、偶数なら"◯◯ は偶数です"
を出力。 - 条件に当てはまらない場合(奇数)、
"◯◯ は奇数です"
を出力。
実際に実行してみる
まず、以下のコマンドを実行して作成したコードの動作を確認します。
python test.py
実行結果
➜ Desktop git:(main) ✗ python test.py
数値を入力してください: 2
2 は偶数です
➜ Desktop git:(main) ✗ python test.py
数値を入力してください: 1
1 は奇数です
➜ Desktop git:(main) ✗
コードの解説
1. ユーザーから数値を入力する
num = int(input("数値を入力してください: "))
-
input()
を使ってユーザーから数値を入力してもらう。 -
int()
を使って、入力された文字列を整数型に変換する。
2. 偶数かどうか判定する
if num % 2 == 0:
-
num % 2
はnum
を2
で割った余りを求める。 - 余りが
0
の場合、num
は偶数。
3. 偶数ならメッセージを出力
print(f"{num} は偶数です")
-
f
文字列を使用し、num
の値を"◯◯ は偶数です"
という形式で出力する。
4. 奇数の場合の処理
else:
print(f"{num} は奇数です")
-
if
の条件に当てはまらない場合(num
が奇数の場合)、else
の処理が実行される。 -
f
文字列を使用し、num
の値を"◯◯ は奇数です"
という形式で出力する。
5. 実行結果の例
数値を入力してください: 7
7 は奇数です
数値を入力してください: 10
10 は偶数です
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。今回の内容は基本的な部分でしたが、Python の if-else
文や、input()
を振り返ることができました。
今後もこのような基礎的な部分については丁寧にまとめていこうと思っています。