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HP作成備忘緑:S3バケッットにFormSubimtフォームを配置する方法について解説してみた

Last updated at Posted at 2025-03-23

はじめに

AWSのS3バケットを使って静的Webサイトを構築し、FormSubmitでメールフォーム機能を実現する方法を解説します。
サーバーレスで簡単にフォームが作れるので、個人サイトや小規模な事業所のホームページにも最適です。

書こうと思ったきっかけ

実際にサーバーを持たない状態で問い合わせフォームを設置したいという相談を受けたことがきっかけです。

S3とFormSubmitの組み合わせなら簡単に実装できると感じたため、その手順を共有しようと思いました。

静的なお問い合わせフォームを手軽に実装したいときに便利なのが、FormSubmit。そして、AWSのS3バケットは静的なHTMLサイトをホスティングできる強力な選択肢です。

「S3に置いたHTMLフォームから、FormSubmitでメール通知できるの?」という疑問に対して、答えはYES!ただし、正しい設定が必要です。

この記事では、S3バケットに配置したフォームから、FormSubmitで通知を受け取るための具体的な手順と注意点を解説します。


S3バケットの作成とファイル配置

まずは、S3で静的ウェブサイトを構成しましょう。


静的ウェブサイトホスティングの有効化

S3でHTMLをそのままウェブサイトとして公開するには、次の設定が必要です。

  • バケットの「プロパティ」タブを開く
  • 「静的ウェブサイトホスティング」を有効化
  • インデックスドキュメントに index.html を指定(任意)
  • 表示されたURLをメモしておく(このURLが公開サイトの入口)

FormSubmitとの組み合わせ時の注意点

HTTPS対応のURLでアクセス

S3バケットのURLが http://〜 形式の場合、セキュリティの理由でFormSubmitが動作しないことがあります。

→ CloudFrontでHTTPS化することも可能ですが、テスト用途であれば formsubmit.co 側で問題なく処理されることもあります。

CORSの設定は不要

FormSubmitはフォーム送信時にクライアントから直接POSTする方式なので、JavaScriptベースのAPI通信のようなCORS設定は不要です。


HTMLコード例(S3対応)

以下のコードを contact.html に記述して、S3にアップロードするだけでOKです:

<form action="https://formsubmit.co/tbentian37@gmail.com" method="POST">
  <!-- 送信後に移動するページ(任意) -->
  <input type="hidden" name="_next" value="thanks.html">

  <!-- スパム対策(任意) -->
  <input type="text" name="_honey" style="display:none">
  <input type="hidden" name="_captcha" value="false">

  <!-- 入力フィールド -->
  <input type="text" name="name" placeholder="お名前" required>
  <input type="email" name="email" placeholder="メールアドレス" required>
  <textarea name="message" placeholder="お問い合わせ内容" required></textarea>

  <button type="submit">送信する</button>
</form>

まとめ

S3バケット上で静的ウェブサイトホスティングを有効にし、そこにHTMLファイルを配置すれば、FormSubmitは問題なく利用できます。

WordPressやサーバーなしでも、コードだけで実現できるお問い合わせフォームはとても手軽で便利です。

ぜひS3とFormSubmitを活用して、シンプルなフォームサイトを構築してみてください!

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