0
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

フロントエンド入門:Webhook(ウェブフック)の仕組みをざっくり理解したい人のための個人メモ

Last updated at Posted at 2025-03-25

はじめに

Web制作やシステム開発をしていると、「他のサービスと連携して、ある動作が起きたら自動で通知したい」「イベントが発生したときにすぐ処理をしたい」と思う場面があります。

個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。

そんなときに役立つのが「Webhook(ウェブフック)」という仕組みです。

書こうと思ったきっかけ

フォーム送信やファイルアップロード、外部サービスとの連携を実装する際、「処理をリアルタイムに連動させるにはどうすればいいのか?」と疑問に感じたことがありました。調べていく中で「Webhook」という効率的な方法を知ったので、理解の整理も兼ねて記事にまとめることにしました。

Webhookの仕組みとは?

Webhook(ウェブフック)とは、あるアプリケーションやサービスが特定のイベント(たとえば「誰かがフォームを送信した」「ファイルがアップロードされた」「支払いが完了した」など)をトリガーにして、あらかじめ指定されたURL(エンドポイント)に対してリアルタイムで情報(データ)を送信する仕組みのことです。

例えるなら…

Webhookは「呼び鈴」に似ています。

  • 誰かがドアの前に来た(=イベント発生)
  • 呼び鈴を鳴らす(=Webhookが発動)
  • 家の中の人が気づく(=通知先サーバーがデータを受け取る)

技術的に見ると

通常のAPIは「こちらから問い合わせる」(ポーリング)必要がありますが、Webhookは「向こうから通知してくれる」仕組みです。

そのため、待たずに処理できる効率的な手法となります。

Webhookの活用例

使用シーン Webhookでできること
Slack 他サービスからの通知をチャンネルに投稿
GitHub プッシュされたらCIツールを自動実行
Stripe 支払いが成功したらメールを送る・DBを更新
フォーム送信 Googleスプレッドシートにデータを追加

動作の流れ(ざっくり)

  1. サービスAに「Webhookの送信先URL」を登録
  2. サービスAでイベントが発生
  3. サービスAがWebhook(HTTP POST)でデータを送信
  4. サービスB(あなたのシステムなど)がそれを受け取り処理する

まとめ

Webhookは、アプリケーションやサービス間での連携をリアルタイムに実現する強力な仕組みです。

定期的なポーリングに頼らず、効率よくイベント通知や自動処理ができるため、業務の自動化・省力化にもつながります。

シンプルな概念でありながら、実際の開発現場でも非常に役立つテクニックなので、今後もさまざまなサービスとの連携に活用していきたいと思います!

0
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?