はじめに
普段何気なく使っているAWSのマネジメントコンソールをカスタマイズすることは、日々の生産性向上につながります。
実は私も、AWSのマネジメントコンソールをある程度カスタマイズして使用しています。この記事では、私が行っているカスタマイズについてご紹介したいと思います。
この記事は個人レベルの備忘録としてまとめたものですが、どなたかの技術の支えになれば幸いです。
書こうと思ったきっかけ
この記事を書こうと思ったきっかけは、たまたま画面共有中にAWSのマネジメントコンソールを使った作業をしている際、「それ、どうやって設定しているの?」と聞かれたことです。
私は2年以上前からほぼ毎日AWSのマネジメントコンソールを触っており、その中で日々の作業効率を上げるために、小さな変更やカスタム設定を調べて実装してきました。
今回ご紹介する内容は、あくまで個人的なカスタマイズ設定ですが、改めて記事としてまとめることで、アウトプットとして共有していきたいと思います。
まず、エンジニアにとって『時間』は命
エンジニアにとって、時間は最も重要なリソースです。多忙なスケジュールの中で、いかに効率よく作業を進めるかが常に求められます。
パソコンの操作感やコマンド入力を素早く行うスキルは、すべての作業の基盤となる重要な能力だと考えています。
以下の記事では、時間効率を向上させるためのさまざまな方法を紹介しています。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
AWSマネジメントコンソールをカスタマイズする意味
AWSマネジメントコンソールをカスタマイズすることは、ユーザーがAWSの管理作業を効率化し、必要な情報にすばやくアクセスできるようにするための設定を指します。
これにより、日々の操作が簡単になり、生産性を向上させることができます。
効率的な作業
- 目的: 無駄な時間を削減し、作業をスムーズに進める。
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方法:
- 頻繁に使用するサービスやリソースへのアクセスを簡単にする。
- ショートカットやブックマークを活用して必要な情報を即座に取得。
操作ミスの防止
- 目的: 誤操作によるトラブルや非効率を回避する。
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方法:
- 必要な情報を整理して、視覚的に分かりやすい形で表示。
- 定型作業を自動化し、手動のエラーを最小化。
チーム全体の利便性向上
- 目的: チーム全員が効率的な作業環境を共有できるようにする。
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方法:
- カスタマイズしたツールや設定を共有し、統一されたワークフローを構築。
- チーム内でベストプラクティスを導入し、全体の生産性を向上。
私の実践しているカスタマイズ方法について
Console Homeを必要な情報だけにカスタマイズ
私は普段から Console Home を自分好みに設定しています。自宅で検証作業を行うことが多いため、特に コスト管理 に重点を置き、その情報を目立つ場所に配置しています。
また、よく使うサービス や 最近アクセスしたサービス を画面にピン留めすることで、必要な情報に素早くアクセスできるように設定しています。
よく使うサービスをお気に入りバーに登録
さらに、頻繁に利用するサービスや、これから試してみたいサービスについては、積極的に お気に入り に登録しています。
設定方法
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サービス画面で検索
- 利用したいサービスを検索バーに入力して探します。
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星マークをクリック
- 該当するサービスの右上にある 星マーク をクリックするだけで簡単に登録が完了します。
この操作によって、マネジメントコンソールの上部にあるお気に入りバー にサービスが追加されます。
頻繁に使うサービスへのアクセスが大幅にスピードアップするため、非常におすすめです。
言語設定を日本語から英語に変更する
この設定は好みによる部分もありますが、私はあえて日本語ではなく英語で使用するように設定しています。
理由:
約1年前から英語学習を始め、日常的に使用するMacBookやスマートフォンなどのデバイスの言語設定を英語に変更しました。
その延長で、AWSマネジメントコンソールの言語設定も英語にしています。
また、AWSの公式ドキュメントは多くが英語で提供されているため、英語設定にすることでドキュメント通りの手順で作業が進めやすくなります。
このような理由から、言語設定を英語に変更し、日常的に使用することを積極的にお勧めします。
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
これらの取り組みを実践することで、作業効率が向上し、エラーを減らすだけでなく、チーム全体の利便性も高めることができます。
今後も、誰かの役に立つような小技やカスタマイズ設定があれば、積極的に記事としてまとめていきたいと思います。