はじめに
Laravelでアプリケーション開発をする際、最初に考えるのが「認証機能」です。
最近、Laravel Breezeをよく使って開発することが多いですけど、知らない間にいい感じにしてくれるので、正直凄いと思う反面怖いです(裏側をちゃんと理解したい...)。
これです。
ユーザー登録やログイン、パスワードのリセットなど、基本的だけど意外と手間のかかる機能を、手軽に導入でき、すごく便利だと感じています。
この記事では、Laravel Breezeの概要理解や、実際のインストール方法について備忘録として整理していきます。
Laravel Breezeとは?
Laravel Breeze は、Laravelが公式に提供する、シンプルで軽量な認証スターターキットです。
以下、公式から引用
Laravel Breeze is a minimal, simple implementation of all of Laravel's authentication features, including login, registration, password reset, email verification, and password confirmation. In addition, Breeze includes a simple "profile" page where the user may update their name, email address, and password.
引用元:https://laravel.com/docs/10.x/starter-kits#laravel-breeze
ログインやユーザー登録などの機能があらかじめ実装されており、Bladeテンプレート・Tailwind CSS・Laravelの標準的なルーティング・コントローラー構成で構築されています。
参考文献
SPA開発向けに、Inertia.js + VueやReactを選択することも可能です。
Laravel Breezeのすごいところ
1. 認証がすぐ使える
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安全な構成で手間いらず
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最小限のコードで動く
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ルート・ビューも自動生成
2. 保守・拡張がしやすい
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シンプルでモダンな設計
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必要な機能だけで軽量
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カスタマイズも簡単
3. フロント連携が簡単
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Blade / Inertia / Vue / React に対応
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SPA・API開発にも適している
参考文献
Breezeをインストールしてみた(個人メモ)
以下は、Laravel Breezeを導入する手順です:
# Breeze のインストール
composer require laravel/breeze --dev
# Breeze の初期化(Bladeの場合)
php artisan breeze:install
# npm で依存関係をインストールしてビルド
npm install && npm run dev
これだけで、ログイン・ユーザー登録・パスワードリセット・メール認証・プロフィール編集などが動く状態になりました。
ログイン画面
新規登録画面
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
Laravel Breezeは、Laravelを用いた開発において、手軽でセキュアな認証機能を導入できる便利なスターターキットです。以下のような方に特におすすめだと思っています!
- Laravelの認証をすばやく構築したい人
- シンプルなUIでカスタマイズしやすい構成がいい人
- VueやReactなどモダンなフロントエンドを試したい人
今後のプロジェクトなどで使う場面があれば、便利なLaravel Breezeを積極的に活用していきたいと思っています...!