はじめに
macOSを使っていると頻繁に目にする拡張子 .dmg
。アプリをインストールする際によく使われる形式ですが、Windowsユーザーには馴染みが薄く、macOS初心者にとっても扱い方が曖昧なことがあります。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
この記事では .dmg
の基本と取り扱い方について、自分用に整理しておきます。
書こうと思ったきっかけ
新しいMacをセットアップしていた際に、アプリの配布ファイルとして .dmg
をいくつも扱うことがありました。そのたびに「これって何のためにあるの?」と思ったため、基礎から整理しておくことにしました。
.dmgとは?
.dmg
は「Disk Image」の略で、macOS向けの仮想ディスクイメージファイルです。Windowsでいうところの .iso
に近い役割を持ちます。以下のような特徴があります。
- 仮想的な「マウント可能なディスク」として扱われる
- アプリのインストーラーやソフト配布によく使われる
- マウントすると Finder 上に「新しいドライブ」として表示される
参考文献
よくある使い方
-
.dmg
ファイルをダブルクリックするとマウント(開く)される - 中に
.app
ファイル(アプリ本体)や、Applications フォルダへのショートカットが入っている - ユーザーは
.app
を Applications フォルダにドラッグしてインストール - マウントを解除(右クリック → 取り出す)し、
.dmg
は削除しても問題なし
注意点
-
.dmg
のままではアプリは使用できず、インストールが必要 - マウント中は仮想ディスクとして扱われるため、不要になったら必ず「取り出す」
- ウイルスが仕込まれているケースもあるので、信頼できる配布元からのみダウンロードすること
まとめ
.dmg
ファイルはmacOS特有の仮想ディスク形式であり、アプリケーションの配布やインストールに欠かせない存在です。単なる圧縮ファイルではなく「仮想ディスク」である点がポイントで、操作に少しクセがあるため初心者は戸惑うこともありますが、基本的な流れを押さえておけば問題なく使いこなせます。