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【500本投稿記念】僕の中には、『誰よりも強い劣等感』があった。だからこそ、誰よりも記事投稿できた。

Last updated at Posted at 2025-02-26

僕の中には、『誰よりも強い劣等感』があった。だからこそ、誰よりも記事投稿できた。

少し変わった始まり方ですが、僕は誰よりも強い劣等感を抱えていた自覚があります。昔はその劣等感に押しつぶされ、何もできずに立ち止まることしかできませんでした。

しかし今では、劣等感を克服し、それを確固たる原動力に変えるスキルを身につけました。

これまで、幾度となく辛い日々を過ごしてきました。目を背けたくなる現実、思うようにいかない人生。一時期は、何もかもが嫌になり、うずくまるしかない日々もありました。

それでも──
「誰よりも本気で人生を変えたい」
「誰よりも自分の人生を良くしたい」
「誰よりも自分自身を認めてあげたい」
「誰よりも今の自分を肯定してあげたい」

ただ、それだけの想いで、何度でも立ち上がりました。

どんなにしんどくても、どんなに疲れていても、僕には「こんなにも強くて素晴らしい劣等感」がある。この感情こそが、誰にも負けない原動力となり、記事を書き続ける力になっています。

今では、本気でやりたいことを見つけ、それに没頭することができています。夢や目標に向かい、日々努力を積み重ねることもできるようになりました。人前で話すこと、自信を持って言葉にすること──かつては苦手だったことも、今では僕の得意分野になりました。

今回は、そんな「僕の中の劣等感」に焦点を当て、なぜこれほどまでに記事を書き続けることができるのかをお話しします。

※なお、本記事の中には、僕の中の劣等感について、ありのままを正直に、荒々しく表現している部分があります。

どうか、最後まで温かく、優しい気持ちで見守っていただければ幸いです。

僕がQiitaを書き続ける理由

僕が積み上げてきた500本の記事は、決して才能やセンスによるものではありません。すべては、蓋をしていた「誰よりも強い劣等感」のおかげです。(今では、そんな劣等感に感謝しています。)

また、仕事では会話に全くついていけず、毎日厳しく詰められ、「僕はコミュニケーションすらまともにできない、いない方がマシだ...」と自信を失っていました。

向き合うのが怖く、逃げたくなることばかりでしたが、それでも諦めずに立ち向かい続けた結果が、この500本の記事です。

向き合いたくない自分と毎日向き合い、頭痛薬を飲みながら睡眠時間を削り、誰よりもインプットし、誰よりもアウトプットしてきました。

『誰よりも強い劣等感』が原動力

どうしてそんなに記事を書いているのですか?」と聞かれることがあります。

その理由は、学生時代に感じた強烈なコンプレックスや劣等感にあります。過去の辛い経験が、今の僕を突き動かしています。

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記事を投稿するのは、誰かに認められたいからでも、評価されたいからでもありません。
正直、お金にもならない記事を何百本も書くくらいなら、副業やバイトをしたほうがよほどマシかもしれません。

それでも僕が書き続けるのは、何もできなくて、悔しくて、惨めだったあの頃の自分を救うためです。

必死にもがいていた過去の自分に向けて、今も学び続け、言葉を紡いでいます。

周りと比較される人生が、本当に辛かった

幼い頃から、優秀な弟二人に囲まれ、何をやっても褒められない日々を過ごしていました。努力は苦手で、大学を卒業するまでろくに勉強もしませんでした。

中学生のとき、バスケットボールがしたくて部活に入ったものの、三年間ずっとベンチ。試合には出られず、ひたすら下を向いてモップをかける毎日でした。

最近も転職活動に失敗し、本気で目指しても届かず、人生で大きな挫折を味わいました。

お付き合いしていた方との時間、自分のプライベートの時間、友達と遊ぶ時間、すべてを犠牲にし、すべてを捨ててきました。

それでも結果は、不採用...。
通知を受け取ったあとは、二日間、ベッドから起き上がることができませんでした...。

そんな辛い転職失敗談も記事にまとめていますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください(笑)。

つまり、僕は自分のことがとても嫌いでした。自己肯定感が低いまま大人になり、他者に認めてもらいたくて、自慢をしたり、承認欲求を満たそうとした時期もありました。

それ以上に、何も行動しなかった自分が一番許せなかった

これまで、他人と比較されることが当たり前で、負い目を感じながら生きてきました。

しかし、どれだけ周りと比較されても、何も行動を起こさず、ただ「辛い、逃げたい」と繰り返していた—— そんな自分が、一番許せませんでした。心底、許せませんでした。

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正直、何もしませんでした。
勉強もせず、お酒に逃げました。
数少ない友達にも嘘をつきました。
家族にもたくさん迷惑をかけました。
自分自身もたくさん傷つけてきました。


【僕の中の劣等感】

かけがえのない10代を、無駄にしてしまった。
青春なんて、そんな綺麗な言葉で飾れるものじゃない。
思い出せるのは、死ぬほど強い劣等感だけ。

腐るほど時間はあったのに、変わろうとしなかった。
言い訳ばかり。
ただ他人を羨み、「自分には才能がない」。
そんな簡単な一言で片付けて、すべてから逃げていた。

向き合うのが怖くて、現実から目を背けた。
周りに迷惑ばかりかけて、何一つできない落ちこぼれ。
やりたいことも見つからず、ただ時間を無駄に過ごしていた。

あれだけ時間があったのに、本当に何もせず、薄っぺらい言葉だけで生きていた。

その結果、周りとの関係も薄っぺらいものしか築けなかった。

すべてが浅かった。
考え方も、行動も、何もかもが幼稚。
やることすべてが子供じみていて、何一つ、自分で決められなかった。

あれだけ時間があったのに、変わるチャンスがあったのに、何もしなかった。

本当に、何もしなかった。
本当に、何もしなかったんだ……。

他人の成功を、素直に喜べなかった。

クラスで目立つ人が嫌いだった。
成功体験を自慢する人が嫌いだった。

勉強ができる人が嫌いだった。
バスケが上手い人が嫌いだった。
人生について語る人が嫌いだった。
キラキラしている人が嫌いだった。
夢を語る人が嫌いだった。
目標に向かって努力する人が嫌いだった。

何よりも、そんな劣等感まみれの自分が、一番大嫌いだった。

こんな辛い日々なら、いっそ楽になりたいと思ったこともあった。

自分が大嫌いで、苦しくて、
消えてしまいたいと思った。

だけど、そんな勇気も覚悟もなかった。

「自分なんて」と否定しながら、
それでも変わりたくて、もがき続けていた。

だけど、変われなかった。

誰かと比べては落ち込み、
努力しても報われない気がしていた。

何をしても満たされず、認められたくても、
自分が一番、自分を認められなかった。

このままじゃダメだと分かっているのに、
どうしても変われなくて。

前に進みたいのに、足がすくんで動けなかった。

だけど、どうしても変われなかった。

誰よりも、自分自身を受け入れてあげたかった。

「こんな自分でもいい」と、思えるようになりたかった。

ただ、それだけだった。


当時の記憶を振り返りながら、あえて飾らずに書いています。少しでも、その思いが伝われば嬉しいです(笑)。

正直、誰かに認められたいわけじゃない

正直なところ、誰かに認められたいわけではありません。記事を投稿して評価されたいわけでもなく、すべては――過去の情けない自分、劣等感にまみれた自分を救うためです。

辛く孤独な日々をさまよいながらも、前に進み続けるしかない。そう思っています。

誰かのエラーを助けるために記事を書くこともありますが、本質的にはすべて自分のため。あくまで、自分のために書いています。

記事投稿は、どこまでいっても自己満足の世界。

だからこそ、批判コメントがあっても正直、何とも思いません。結局のところ、これは自分の世界の話だから。

だから僕はただ、自分と向き合い続けるだけです。

そして、この考えは、この先どこまでいっても変わることはないと思っています。

そんな自分を、少しだけ認められるようになった

ここまで、暗い過去についてお話ししてきました。
しかし、今ではそんな自分を少しだけ認められるようになりました。

辛い過去や逃げたくなること、そして死ぬほど強い劣等感。

それらに逃げず、毎日向き合いながらも進み続けている自分を、少しだけ誇らしく思える瞬間があります。

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繰り返しになりますが、僕はこれまで、誰かに褒められた経験がほとんどありません。
だからこそ、誰かに認めてもらいたいと強く願っていた時期もありました。

でも今は、それよりも大切なことに気づきました。
――自分自身が、自分を一番に認めてあげること。

それが、何よりも大切だと思っています。

次の目標、1000本投稿

正直なところ、ポエム系の記事はあまり好きではありません。
技術系の記事を書くのが好きなので、1000本を達成したときには、何か感じたことをポエムにしてみようと思っています。

もともと、IT業界に転職した際にも毎日が辛く、逃げたかった技術についてもエモい記事を投稿しているので、そちらも読んでみてください...!

次の目標は、大きく1000本投稿。

このITの世界では、知識やナレッジが蓄積されればされるほど有利になると、日々強く感じています。

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人間は、1時間かけて勉強しても、その1時間後には約60%を忘れてしまうものです。
だからこそ、インプットした知識はすべてアウトプットするくらいの気持ちでいるのがちょうどいいと思います。

これからも、誰よりも強い劣等感を原動力にして、記事投稿を続けます。

1000本投稿するまで、絶対に諦めません。

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

今回は少し暗い話が多かったかもしれません。
しかし、こうして記事にすることで、過去の辛い日々の中でもがき苦しんでいた自分を、少しだけ供養できたように思います。

この先、もっと辛いことや悲しいことがあるかもしれません。
それでも、人生を前向きに生き、自分自身をもっと愛せるようにしていきたいと思います。

おまけ:私の好きな言葉

最後に、私の好きな言葉をご紹介します。これは、自動車会社フォードの創設者、ヘンリー・フォードの言葉です。

スクリーンショット 2025-01-02 8.47.02.png
引用画像:https://gazoo.com/feature/gazoo-museum/car-history/15/09/11_1/

「20歳だろうが80歳だろうが、学ぶことをやめた者は皆、老人だ。学び続ける者は、若くいられる。」

この言葉は、新しい技術に挑戦したり、新しいことを始めようとするときに、私を奮い立たせてくれる大切な言葉です。

今日が人生で最も若い日」という言葉を心に留め、今日挑戦しなければ明日も挑戦しないだろうと、自分に言い聞かせながら日々を前向きに過ごしています。

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