背景
もともと高度情報処理資格をなにか取りたくて、令和3年春季のネットワークスペシャリスト試験を受けたのですが、残念ながら不合格でした。
来年の春にリベンジしようと思っていますので、知識が錆びつくのを防ぐために、関連知識の多い情報処理安全確保支援士試験を受けることにしました。
なお、合格しても登録はしないつもりなので、情報処理安全確保支援士試験合格者という扱いになリます。
弊社はこれでも合格報奨金が出るので、ラッキーちゃラッキーかもしれません。逆に言うと、報奨金が出るのに登録を推奨しないのはどうなんだろうとも思います。。
せっかくなので、誰かの役に立てばいいなと思って自分なりの勉強方法や使用した教材なんかを記録として残しておきます。
試験結果は合格でした。
結果から言うと、無事に合格できました!それなりに手応えがあったのでいけるかなとは思っていました。
高度情報区分の試験に合格したのは初めてなので、正直ホッとしています。
午前1が最も低い得点でヒヤヒヤしました笑
使った教材
勉強に使った教材は次の通りです。
これは絶版だったので、国会図書館まで行って閲覧してきました。
いまAmazonで見ると中古で高騰してますが入手はできるみたいですね。
午前対策は安定の過去問です。
午前1は応用情報処理試験の直近4〜6回を解きました。
直近3回は過去問の再利用が少ないとの情報を見かけたからです。
午前2は直近6年分を繰り返し解いていました。
勉強方針
基本的に下記のスケジュールです。
6月〜7月
・「情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2021年版」を流し読みする
ざっくり流し読みして、馴染みのない知識があればその分野を読み込みます。それ以外の分野はほんとうに斜め読み程度です。
8月
・午前2の過去問を解き始める。Webサイトを利用して、通勤時間でスマホでぽちぽち解いていました。
・「2021 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策(重点対策シリーズ)」 で午後問題に対する考え方を身につける。今回の試験合格MVPだと思います。午後問題にどう挑んだら良いか、ほんとうに分かりやすかったです。
9月
・「支援士18 情報処理安全確保支援士試験2018年度(春・秋)の午後問題を徹底解説」を国会図書館で閲覧する。国会図書館の書籍は館内での閲覧のみ可能です。
収録問題数が少ない分、解説がとても丁寧で、記述問題に対してどう回答を組み立てれば良いのか、考え方が分かりやすかったです。
・情報処理安全確保支援士の過去問(午後)を解き始める。
・「うかる!情報処理安全確保支援士 午後問題集」を通勤時間帯に流し読みする。Amazonレビューで直前対策にオススメとの評判を見て購入しました。確かに最初からこれを読んで学習するのは無理があると思いました。
10月
・午前1の過去問を解き始める。Webサイトを利用して、通勤時間でスマホでぽちぽち解いていました。
まとめ
やはり高度試験は午後問題、特に記述問題の対策が合否を分けると思います。
個人的には、学習のもっと早い段階で下記に取り組み始めてもよかったかなと思いました。
これ以外の本は正直あってもなくてもよかったかなという印象です。
知識を身につけることはもちろん大事ですが、出題者が求める回答を組み上げる能力は、繰り返し訓練が必要だなと感じました。情報処理安全確保支援士試験の受験を考えている方の参考になれば幸いです。
疑問点があれば、コメントいただけるとありがたいです。
次はネットワークスペシャリストにリベンジかな。