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【Azure】KeyVaultに格納している証明書の更新

Last updated at Posted at 2021-05-26

KeyVaultで証明書をインポートして証明書共有コンテナとして、ApplicationGatewayのHTTPSリスナーやAPIManagementカスタムドメイン等の各リソースで使用したい場合の更新手順について。

手順

  1. AzurePortal上で、[キー コンテナー]-[証明書]をクリック
  2. 表示されている証明書で更新対象の証明書をクリックする
  3. [+ 新しいバージョン]をクリックする
  4. 下記の通り入力して、[作成]をクリックする
    証明書の作成方法:「インポート」
    証明書ファイルのアップロード:pfxファイル
    パスワード:証明書(pfx)作成時指定したパスワード

更新後

手順としては上記を実施するだけだが、ApplicationGatewayとAPIManagementで証明書更新の確認を行うものの、待てど暮らせど更新されない。

4時間待つ

ApplicationGW

Key Vault 証明書を使用した TLS 終端

インスタンスによって Key Vault が 4 時間間隔でポーリングされ、証明書の更新バージョン (存在する場合) が取得されます。 更新された証明書が検出されると、HTTPS リスナーに現在関連付けられている TLS または SSL 証明書が自動的にローテーションされます。

APIManagement

証明書のオプション

キー コンテナーで更新された証明書は、API Management で自動的にローテーションされます。 キー コンテナー内で更新が行われると、4 時間以内に API Management 内の証明書が更新されます。 また、Azure portal または管理 REST API を使用して、証明書を手動で更新することもできます。

4時間経ったら確認できた。
ドキュメントちゃんと読もう(n回目)
APIManagementの場合は、登録したホスト名と、新しいバージョンのCNが一致しないと更新がエラーになる。

いや、4時間待たない

ApplicationGW

即時反映させるためには、ApplicationGWに対して何かしらの設定変更を行うと反映される。適当な正常性プローブを作成して削除、でOK。
参考:Azure Application Gatewayのリスナー証明書を自動で更新する

API Management

新しいバージョンの証明書をKeyVaultに登録してから少しの時間待つと、AzurePortal上からカスタムドメインの証明書設定で、新しいバージョンの証明書を選べるようになっているので、選択して更新する。
サービスへの証明書の適用には、15分ほど時間がかかる。
Azure ポータルを使用してカスタム ドメイン名を設定する

証明書を割り当てる処理は、デプロイのサイズによっては、15 分以上かかる場合があります。 Developer SKU にはダウンタイムがありますが、Basic 以上の SKU にはダウンタイムがありません。

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