から始まってこれまで得た知識をまとめてみる。
Azureとは?
概要
マイクロソフトが提供しているクラウドサービス。
従来のレンタルサーバーにサービスてんこ盛りにしたもので、
これを使えばネットサービスが簡単に作れますよ、というもの。
Iaas, PaaS, SaaSのサービスを提供している。
[リンク元]
SaaS(サース)として使う場合
要するにエンドユーザ向けのWebアプリケーションのこと。
Office365とかもAzureで動いているらしい。
PaaS(パース)として使う場合
ハードとかOSとかWebサーバーだとかの一式を提供し、ユーザはその上でアプリの開発を行える形態。
普通のWebサイトとかWebアプリ、Bot開発とか出来て、対応言語もC#, Java, PHP, node.js, Pythonなど。
最近人気の機械学習、ディープラーニングもここ。
で、オートスケール機能で、急にアクセス数が増えた場合に自動でサーバー台数を増やすことも出来る。
サービスの種類としては例えば以下のようなものが有る。
- Web Apps: Webサイト, Webアプリ, WebAPIプラットフォーム。ローカルでアプリを開発してサイトにアップ(デプロイ)する。
- Mobile Apps: iOSとかAndroidとか、モバイルアプリのサーバー側プラットフォーム(プッシュ通知対応)
- Cognitive Services: 人工知能的なサービス(音声認識だとか翻訳とか)
- Machine Learning 機械学習とかディープラーニングのサービス
- Bot Service: Bot開発プラットフォーム
- Function App: タイマーとかWebHookとかをトリガーに動くシンプル機能(Azure Functionsと呼ばれている)。開発もポータル上で関数を1個書くだけで良くて楽。GitHubからソースを取得する機能も有るので、バージョン管理も問題無し。
- Logic Apps: 既存のサービスどうしを繋ぎ合わせるサービス(例えば、Twitterに、あるキーワードを含む投稿が行われたら、それをメールで送信するとかOneDrive,GoogleDriveにファイル保存するとか出来るみたい。YahooのmyThingsと同じサービスっぽい)
沢山あるんで、Azure portalの上のタブから「ソリューション」「製品」「ドキュメント」を参照のこと。
(2017/04/09 追記)
この記事で色々なサービスの説明がされてますね。
まだ知らない人のための最新Microsoft Azure入門
IaaS(イァース)として使う場合
サーバーだとかロードバランサーだとかのインフラを提供して、
ユーザがそれを組み合わせて好きなOS環境をセットアップ出来る形態。
Windows Serverは当然ながら、Ubuntu Server, Red Had, CentOSとかも用意されているし、
データベースサーバー用途として、SQL Server, Oracle, MySQL, PostgreSQLとか選べる。
さらにはLAMP構成とかVisual Studioがプレインストールされている環境とかJenkins入りなんてのも有る。