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【2025年版】半年でゼロからGoogleCloud認定資格全冠やってみた話~【STEP 1】 初級編~

Last updated at Posted at 2025-12-05

はじめに

先日、以下の記事で「半年でGoogle Cloud認定資格を全冠した」概要をお伝えしました。

今回はその深堀り記事の第一弾、【STEP 1】として「初級編」について解説します。
ここで紹介する内容は、今後全冠を目指す上での基礎体力になります。
これらを確実に押さえておくことで、後続のProfessional資格の学習効率が大きく変わります。

初級編のロードマップ

まずは以下の3つを順番に取得することをおすすめします。

資格名 難易度 特徴
Cloud Digital Leader クラウドの概念・ビジネスメリット
Associate Cloud Engineer ★★ 実装・デプロイ・コマンド操作
Professional Cloud Architect ★★★ アーキテクチャ設計・ベストプラクティス

1. Cloud Digital Leader (CDL)

概要

Google Cloudのサービス概要と、クラウドを利用するビジネス的な目的を問われる試験です。
エンジニアだけでなく、営業やPMの方にも推奨される資格です。

学習のポイント

基本的にサービスの概要とビジネス的な目的を押さえておけばよいです。
技術的な深掘りよりも、「オンプレミスからの移行」や「コスト管理」など、広く浅くサービスの使い所(ユースケース)を理解して覚えましょう。

実際に使用した教材

主にUdemyの模擬試験を活用しました。

2. Associate Cloud Engineer (ACE)

概要

後続試験の基礎になります。CDLが「概要」なら、ACEは「実務(どう設定するか)」に焦点が当たります。
試験ガイドにある対象サービスの目的/特徴に加え、実際のコンソール画面やコマンドラインの知識が問われます。

学習のポイント

  • gcloudコマンド: オプションを丸暗記する必要はありませんが、よく使うコマンド(Compute EngineやKubernetes Engineの操作など)は構文のパターンを知っておく必要があります
  • IAMと権限: 「誰に・どのリソースに・どの権限を与えるか」という最小権限の原則を、実際のケースでどう適用するか理解しておきましょう
  • Cloud Storage: 特にStandardNearlineColdlineArchiveの違い、ライフサイクル管理を押さえておくと得点につながります

実際に使用した教材

ACEは実務的な問題が多いため、複数の問題集でパターンに慣れました。

3. Professional Cloud Architect (PCA)

概要

Professional資格の入門用であり、登竜門です。Professional資格の中では広く浅く問われますが、ACEよりも「なぜその構成にするのか?」という設計判断が重視されます。

学習のポイント

模擬試験を解きつつ試験ガイドにあるサービスの特徴、機能、コスト削減策の理解を深めると良いです。特に以下の2点はPCA攻略の鍵です。

  1. ケーススタディの事前読み込み
    試験には架空の企業(EHR Healthcareなど)の要件に基づいた問題が出ます。試験中に長文を読むと時間が足りなくなるため、事前にガイドを読んで「企業の課題」と「解決策」を整理しておきましょう
  2. 非機能要件の考慮
    単に動くだけでなく、「高可用性」「スケーラビリティ」「セキュリティ」「コスト最適化」のバランスをどう取るか、Google Cloudのベストプラクティス(設計思想)を叩き込みます

実際に使用した教材

初級編まとめ

この3つを取得することで、Google Cloudの「用語」「操作」「設計思想」が一通り揃います。
ここまでで約1か月半〜3ヶ月。ここから先の専門特化資格(STEP 2)へ進むための土台は完成です!

次回は【STEP 2】発展編について解説します。

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