最近、生成AI界隈は本当に変化が早く、モデル選択や基盤選びも「どれが最適か」を継続して考える必要があると感じています。
そんな中、現在開発中の個人アプリ(AI生成コンテンツ系)で Amazon Bedrock + Claude を試してみることにしました。
この記事は完成報告ではなく、**進行形の記録(体験ログ)**として書いています。
なぜBedrockを試そうと思ったか
以前、AWSの「AIでドキュメント整理ができる」というニュースを見て調べたことがありました。
そのときは Amazon Q や Knowledge Base 系の話で、既存情報の整理・要約が主用途だったため、自分のアプリに直接組み込むタイプのAIではないという理解で一旦見送りました。
ただ最近、Anthropic(Claude開発元)のニュースをきっかけに改めて調べたところ、
Bedrockは生成AIをアプリに組み込むための基盤として利用できると知り、用途がかなり異なることに気づきました。
整理すると:
- mazon Q / Knowledge Base → 情報整理・社内ナレッジ用途寄り
- Bedrock(Claudeなど) → アプリに組み込む生成AI基盤
今回開発中のアプリではポエム生成機能を想定しているため、
「文章生成が得意と言われるClaudeをBedrock経由で使う」という構成が合いそうだと考えています。
現在検討しているAI基盤
もともと以下のようなAI基盤を検討・併用しています:
- OpenAI API(主に文章生成)
- Gemini(画像生成・マルチモーダル用途)
- AWS中心のインフラ構成
- Lambda
- S3
- CloudFront
- DynamoDB
その流れで自然に出てきたのが、
「AWSの中で完結できるAI基盤としてBedrockはどうなんだろう?」
という興味でした。
特に今回は、アプリ内の ポエム自動生成バックエンド でClaudeを使う想定です。
Bedrockに期待していること
現時点では主にこのあたり:
① AWSインフラとの親和性
Lambdaから直接呼び出せるので構成がシンプルになりそうです。
また、
- IAM管理
- CloudWatchログ統合
- 課金の一本化
といった運用面のメリットにも期待しています。
② Claudeの文章生成品質
Claudeは長文生成やニュアンス表現に強いと言われており、
- 詩生成
- ストーリー補助
- コンセプト文作成
といった用途で活用できそうだと考えています。
③ 今後の拡張性
Bedrockは複数モデルを扱えるため、
- 将来的なモデル切り替え
- コスト最適化
- エージェント機能検証
なども視野に入れています。
正直な動機
技術的理由もありますが、
「流れに乗って一度ちゃんと触っておきたい」
というのも正直なところです。
AI基盤は実際に触ってみないと分からない部分が多いため、
まずは小さく導入して評価してみる方針です。
まずやること(TODO)
現時点のTODO:
-
Bedrockモデルアクセス有効化
-
LambdaからClaude呼び出し確認
-
ポエム生成プロンプト設計
-
コスト感の確認
-
既存AI基盤との住み分け整理
テストしてみた
実際にAmazon BedrockのPlaygroundでClaudeを試してみました。
オンデマンド推論で、ポエム生成用途としてテストしています。
柔らかい表現でいいですね。
Amazon Bedrock (Claude) をLambdaから呼んでポエム生成してみた(個人開発ログ)
リクエスト
{
"body": "{\"event\": \"静かな夜でした\"}"
}
レスポンス
{
"poems": [
"静かな夜でした\n\n星が\nひとつ\nまたたいて\n\nあなたは\nそっと\n眠りました",
"夜は\n静かに\nやってきて\n\n風も\n音も\n消えていく\n\nただ そこに",
"静かな夜でした\n\n月の光が\n窓辺に\n\nあなたの\n寝息だけが\n聞こえる"
]
}
①1作目
静かな夜でした
星が
ひとつ
またたいて
あなたは
そっと
眠りました
②2作目
夜は
静かに
やってきて
風も
音も
消えていく
ただ そこに
③3作目
静かな夜でした
月の光が
窓辺に
あなたの
寝息だけが
聞こえる
Webアプリ側でもポエム候補が複数表示できるところまで確認できました。
まだ調整段階ですが、生成AIを作品体験として組み込めそうです。
開発中アプリについて
個人制作のAIコンテンツ系アプリを開発中です。
- 画像生成・共有
- LINEスタンプキャラクター生成
- ポエム・ストーリー生成
- AI作品の蓄積
いわゆる生産性ツールというより、
作品の居場所を作る系のプロジェクトです。
進行に合わせて:
- Bedrock導入手順
- Claudeの使用感
- コスト比較(OpenAI / Gemini / Bedrock)
- Lambda実装例
- 運用して分かったこと
など、進行に合わせて報告していけたらと思っています。


