はじめに
nano banana が公開されたのを知ってから1週間が経ちました。とても楽しいAPIで、触っているうちに「何か作りたい!」と思い立ち、AWS上に 「LINEスタンプガチャ」 というタイトルで公開してみました。
まだDNSの紐付けが完了していないため、実際のサイトはご覧いただけませんが、今回は画像で雰囲気をお伝えします。 DNSの紐付けが完了しました。
開発の流れ
金曜日の退社後から作業をスタートし、以下のような流れで環境を整えました。
- AWSアカウントの作成
- 請求アラートの設定
- IAMユーザーの作成(※ima → IAMのタイポ修正)
- VPCの作成(PVC → VPC の修正)
- パブリックゾーン・プライベートゾーンの作成
- Route 53 の設定
- Lambda の開発着手
URL
9/8にDNSの紐付けが完了し、サービスを公開しました!
まだ出来立てほやほやの状態なので、動作が安定しない部分があるかもしれません。
その点はご容赦いただければと思います 🙇♂️
公開に使用した AWS サービス
- サーバーレス構成
- API Gateway
- CloudFront
- S3
完成したサービス
初期画面
- 選択項目はすべておまかせになっています。好きなキーワードを選択できます。自由入力はうけつけていません。
キーワードを選択したところ
- キーワードを選択すると、プロンプトを自動生成します。
- キーワードを選択しない場合は「おまかせ」となります。
サンプル画像のアップロード
- オリジナルの画像をアップロード可能です。
- アップロードした画像はその場で確認できます。
画像生成
- 画像生成が完了すると、サンプル画像を表示します。
ダウンロード
- 16分割された画像がダウンロードされます。
このサービスの面白さ
ただ画像を生成するだけではなく、まるで「ガチャ」を回すような体験ができます。
狙ったテーマで試すのも良し、完全におまかせで思わぬ結果を楽しむのも良し。
「次はどんな絵が出るんだろう?」というワクワク感を味わえるのが、このサービスの最大の魅力です。
今後の予定
ワンタイムユーザー機能の追加(画像生成回数の制限のため)
LINEスタンプメーカーで装飾して公開する方法の紹介ペ)ージ
LINEスタンプメーカーでは補えないステッカーの無料配布
Google/AWS の無料枠終了後は、PayPayポイントやdポイントとの交換を予定
まとめ
開発そのものよりも、環境依存の解消が非常に大変でした。
AIなしでは解決できなかった部分も多く、バージョン違いによるハマりどころに助けられました。
次回は構築手順を紹介したいと思います。
追加・修正履歴
追加 ワンタイムユーザー機能(画像生成回数制限)実装済み ※お試し期間中は制限なし (2025-09-13)
修正 モデルの応答が変わって動かなくなっていたのでプロンプトを修正(2025-09-16)
紹介
LINEスタンプ制作のサービスを作るきっかけになったブログ
週末でサービス公開までやった AWS ベストプラクティス(アカウント作成から)