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AIは質問をスルーした。でも、その脱線が面白かった。

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Last updated at Posted at 2026-07-18

ChatGPTと投資や「お金の歴史」について話していました。

話題は、戦国時代の茶器から、オランダのチューリップ・バブルまで。

「歴史は繰り返さないが、韻を踏む。」

という言葉が出てきて、歴史を通してお金の流れや人間心理を見るという話になりました。

その中で、AIがこんなことを言いました。

「チューリップ・バブル」

そこで私は、

「チューリップ? オランダの?」

と聞き返しました。

普段のChatGPTとの会話では、私が何気なく口にした一言も拾って返してくれることが多い。だから今回も、もちろんチューリップ・バブルの説明が返ってくると思っていました。

ところがAIは、その質問には答えず、

「歴史は韻を踏むとはどういうことか」

「お金は時代ごとに成長するものへ流れていく」

という話を始めたのです。

その場では、

「いや、チューリップの説明は?」

と思いました。

結局、あとからもう一度

「チューリップの回答は?」

と聞いて、ようやく説明してもらえました。

でも、その後で気付いたことがあります。

AIは質問を無視したのではなく、私との会話全体を見て、

「この人はチューリップそのものではなく、歴史やお金の流れに興味を持っている」

と解釈していたようなのです。

だから、目の前の質問よりも、その文脈で一番話したいことへ進んでしまったのでしょう。

もちろん、Q&Aとしては失格です。

質問されたら、まず質問に答えるべきです。

でも、この「脱線」は少し人間らしいとも感じました。

話好きな先生が、

「それより面白い話があるんだ」

と言って、つい余談を始めてしまう。

そんな雰囲気です。

AIはいつも正確に答えるだけの存在だと思っていましたが、会話を続けていると、こうした"話のつながり"を優先する場面があることに気付きました。

これが良いことなのか悪いことなのかは分かりません。

ただ、私は「回答の正しさ」よりも、

なぜAIはそこで脱線したのか。

そちらの方が、ずっと興味深く感じました。

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