tmux導入で、ペイン分割で複数を一画面に並べ、セッション管理でターミナルを閉じても作業状態を保持できます。Claude CodeのAgent Teamsがsplit-paneモードでtmuxを利用するなど、AIエージェント周辺でもtmuxが前提になりつつあります。
インストールと起動
# macOS
brew install tmux
# Ubuntu/Debian
sudo apt install tmux
セッションを名前付きで起動します。
tmux new -s main
画面下部にステータスバーが出ればtmuxの中に入っています。
3層構造
tmuxはセッション > ウィンドウ > ペインの3層構成です。
- セッション:最上位の単位。デタッチ / アタッチで中断・再開
- ウィンドウ:セッション内のタブ
- ペイン:ウィンドウ内の分割領域
まずはセッション1つ + ペイン分割で十分です。
基本キーバインド
prefixキー(デフォルトCtrl+b)を押して離してから操作キーを押します。同時押しではないことに注意です。
| 操作 | キー |
|---|---|
| 水平分割(上下) |
prefix + "
|
| 垂直分割(左右) |
prefix + %
|
| フォーカス移動 |
prefix + 矢印キー |
| ペインを閉じる |
prefix + x
|
| ズーム切替 |
prefix + z
|
| デタッチ |
prefix + d
|
.tmux.conf でカスタマイズ
~/.tmux.confに以下を書くことでカスタマイズ可能です。
# prefix を Ctrl+a に変更
set -g prefix C-a
unbind C-b
bind C-a send-prefix
# マウス操作を有効化
set -g mouse on
# ペイン分割を直感的なキーに変更
bind | split-window -h
bind - split-window -v
unbind '"'
unbind %
設定を反映するにはtmux内でtmux source-file ~/.tmux.confを実行します。
セッションのデタッチと再接続
prefix + d でデタッチすると、セッション内のプロセスはバックグラウンドで動き続けます。
# セッション一覧
tmux ls
# 再接続
tmux attach -t main
SSH接続が切れてもセッションは残るため、再接続するだけで作業を再開できます。
セッションはtmuxサーバーのプロセスが生きている間だけ保持されます。マシン再起動で消えるため、再起動をまたぐには tmux-resurrect が必要です。
次のステップとしては、tmux-resurrectやtpmを導入するとさらに便利になります。
tmuxの操作に慣れてきたらtmux公式 Wikiも参照してください。
この記事の詳細版は Zenn で公開しています: tmux入門 インストールからペイン分割・セッション管理まで