Linux が動く RISCV プロセッサを自作してみたいと思っており、それにあたって RISCV で動く軽量な Linux について調べていた。
結論からいうと SiFive の Freedom-U-SDK (https://github.com/sifive/freedom-u-sdk) に入っているものが使えそうなのだが、少しハマるポイントもあったのでメモ。
注意点
- スムーズにビルド可能なリビジョンは限られる
- リポジトリのサイズが大きく、筆者の環境ではビルドに 30 分ほどかかる
- 環境変数 RISCV が定義されているとビルドに失敗する (Readme.md に書いてあるが、よくハマる)
チェックアウト・ビルド手順
筆者の環境では、hifiveu-2.0-alpha タグはすんなりビルドできた。当時の master はビルドに失敗した。
unset RISCV
git clone git@github.com:sifive/freedom-u-sdk.git -b hifiveu-2.0-alpha
cd freedom-u-sdk
git submodule update --init --recursive
make qemu
root のパスワード
上記の tag において、root のパスワードは "sifive" (https://groups.google.com/a/groups.riscv.org/forum/#!topic/sw-dev/HCINLe18mzs)