はじめに
今回は、IT現場でよく使用されるエビデンスの取り方(画像/動画編)をご紹介します。
※OSがWindows11の場合を想定しています。
この記事は、未経験からSESに転職後7年目の梅干しとにらめっこが、これから現場で活躍される、もしくは現場参画を目指されている方向けにお届けします。
もちろん純粋に画面を残す方法が知りたいだけだよって方も大歓迎です。
目次
- 0.そもそもエビデンスってなに?
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1.画像編
- 1-1画面全体をキャプチャする
- 1-2画面の一部を切り取ってキャプチャする
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2.動画編
- 2-1指定した位置の動画を切り取る
0.そもそもエビデンスってなに?
エビデンスは、主にテスト工程時・バグ発見時等に、システムが正常に動作していることやバグが発生していることを証明する 「証拠」 の意味合いで使用されることが多いです。
※設計段階で、システム設計が正しいことの意味合いで使用されることもあります。
エビデンスの形式は現場のルールや使用しているシステムによって様々です(画像、テキスト、Excel形式、json形式等)。
現場が 「何をエビデンスとしているのか」 は、きちんと確認しておきましょう。
今回は画像/動画で残す場合の基本的な操作をご説明します。
1.画像編
1-1画面全体をキャプチャする
- まずは以下どちらかのキーを押します。
- キーボードの[prt scキー](Print Screen キー)
- ショートカット:[Shiftキー] + [Windowsロゴキー] + [S]
※[Shiftキー]が見つからない場合は、[⇧]ボタンのことを指しています。
②この状態で、画面全体が暗くなりますので設定画面右側の[ v ]ボタンを押下→出てきたオプションのうち [全画面表示] を選択してください。
これで拡張ディスプレイを含む全画面のコピーがとれました。
※1画面だけをコピーしたい場合は、 [ウィンドウ] を選択してください。
どこかに貼りつけてもいいですし、コピー後に画面右下へ 「Snipping Tool」 のダイアログが出てきますので、それをクリックするとコピーした画像の編集も可能です。
1-2画面の一部を切り取ってキャプチャする
- まずは以下どちらかのキーを押します。
- キーボードの[prt scキー](Print Screen キー)
- ショートカット:[Shiftキー] + [Windowsロゴキー] + [S]
※[Shiftキー]が見つからない場合は、[⇧]ボタンのことを指しています。
②この状態で、画面全体が暗くなりますので切り取りたい箇所の左上から右下まで、マウスをドラッグしたまま移動します。
これで一部選択した箇所のみのコピーがとれました。
どこかに貼りつけてもいいですし、コピー後に画面右下へ 「Snipping Tool」 のダイアログが出てきますので、それをクリックするとコピーした画像の編集も可能です。
2.動画編
2-1指定した位置の動画を切り取る
- まずは以下どちらかのキーを押します。
- キーボードの[prt scキー](Print Screen キー)
- ショートカット:[Shiftキー] + [Windowsロゴキー] + [S]
※[Shiftキー]が見つからない場合は、[⇧]ボタンのことを指しています。
すると、以下のような設定画面が画面上部に表示されます。〇の箇所を選択してください。
②この状態で、画面全体が暗くなりますので切り取りたい箇所の左上から右下まで、マウスをドラッグしたまま移動します。
③画面上部にスタートボタンとマイクマークが出てきます。
スタートボタンを押下します。
④3秒のカウント後に録画が開始されます。録画が完了したら。[❑]ボタンで終了できます。その他、一時停止も可能です。
最後に
本日も最後までご覧頂きありがとうございました!
今回の方法は、チャットで仕様の質問をしたい場合などにもよく使う方法です。
参考:Microsoft-Snipping Tool を使ってスクリーン ショットをキャプチャする
素敵なITライフをお過ごしください!