やったこと

画像のような縦長の予定表を作り、土日祝日を色塗りした。
前提：B列４行に日付が記入。B〜K列を色塗り。

流れ

日付(Dateオブジェクト)の配列を作成。
getDay()メソッドを使って0（日曜日）~6（土曜日）からなる配列を作成。
グーグルカレンダーの「日本の祝日」カレンダーを使って、祝日かそうでないかの配列を作る。
↑の2と3の配列の値に応じて、セルを色塗り。

コード


function myFunction() {

  //B列の日付取得・Dateオブジェクトの配列作成　
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  var dates = sheet.getRange(4, 2, sheet.getLastRow(),1).getValues().map(function(date, index,array){
    return new Date(date);
    })
    
  //mapで曜日（0〜6）の配列を作成 → 土日判定に使用
  var dayofweek = dates.map(function(date,index,array){
      return date.getDay();
  })
  
  //mapで祝日か否かの配列作成（True or False）
  var calendar = CalendarApp.getCalendarById('ja.japanese#holiday@group.v.calendar.google.com');
  var isHoliday = dates.map(function(date,index,array){
    if(calendar.getEventsForDay(date) != ''){
      return true;
    }else{
      return false;
    }
  })

  //セルを土日祝日に応じて色ぬり。インデックスの＋４の行が色ぬり対象。
  //日（0）→赤、土（6）→青
  for(i=0;i<dates.length-1;i++){
    var rng = sheet.getRange(i+4,2,1,10)
    
    if(dayofweek[i]===0){
      rng.setBackgroundRGB(234,173,173);
    }else if(dayofweek[i]===6){
      rng.setBackgroundRGB(170,187,237);
    }
  //祝日→赤
    if(isHoliday[i]){
      rng.setBackgroundRGB(234,173,173);
    }
    
  }
  
}

使ったメソッドなど

配列の各要素に関数による処理（Arrayオブジェクトのmapメソッドで）

対象の配列の各要素に対して、引数として渡したコールバック関数の処理がなされ、あらたな配列が返り値になる。forEachは返り値なし。

var result = lists.map(function(value,index,array){
    なんらかの処理（元の配列の値value、インデックスindexを使える）
    arrayは元の配列のことで、これを使うと元の配列自体を変更できる。
    return 結果
  })

Dateオブジェクトから曜日を取得（getDayメソッド）

0（日曜日）~6（土曜日）が返ってくる。

var date = new Date('日付')
Logger.log(date.getDay());

Googleカレンダーから特定の日のイベントを取得

祝日のを取得したいときは、カレンダーIDを'ja.japanese#holiday@group.v.calendar.google.com'とする。渡した日付のイベント（この場合祝日）が返ってくる。
期間指定するときは、getEvents(開始日、終了日)とする。イベントの配列が返ってくる。

var calendar = CalendarApp.getCalendarById('カレンダーID');
Logger.log(calendar.getEventsForDay('Dateオブジェクト'))

参考

ありがとうございます。
https://tonari-it.com/gas-is-business-day-calendar/
https://qiita.com/Panda_Program/items/31f331fd4c2f3cfab333