AWSを初めて触るとき、何から手を付ければいいか迷うことは多いですよね。実務でよく目にする「インフラの土台」「コードの自動化」「データの保管」など、役割ごとに代表的なサービスを押さえておけば、次のステップにスムーズに進めます。ここでは、初心者が最初に学ぶべき 5 つのサービス を、役割別に簡潔に紹介します。
1. Amazon EC2 – 仮想サーバの基礎
EC2 はクラウド上の仮想マシンです。開発環境や本番サーバとして最も汎用的に使われます。インスタンスタイプを選び、SSH で接続すればすぐに Linux/Windows が立ち上がります。
# EC2 インスタンスを t2.micro で起動(無料枠対象)
aws ec2 run-instances \
--image-id ami-0c02fb55956c7d316 \
--instance-type t2.micro \
--key-name MyKeyPair \
--security-group-ids sg-0123456789abcdef0 \
--count 1
2. Amazon S3 – オブジェクトストレージ
画像やログ、静的サイトのファイルを保存するのに最適です。バケットを作成して aws s3 cp でアップロードすれば、世界中からアクセス可能な URL が取得できます。
3. AWS IAM – 認証・認可の管理
「誰が何をできるか」を細かく制御します。最小権限のポリシーを作成し、ユーザーやロールに付与することで、セキュリティリスクを低減できます。
4. AWS CodePipeline + CodeBuild – CI/CD の自動化
コードが GitHub にプッシュされるたびにビルド・テスト・デプロイを自動で走らせるパイプラインです。GitHub Actions と併用しても OK ですが、AWS ネイティブで完結させるとインフラ側の統合が楽になります。
5. Amazon RDS – マネージドデータベース
MySQL、PostgreSQL、Aurora などを簡単に構築でき、バックアップやスケーリングを自動で行ってくれます。アプリケーションのデータ層を手軽に始められるのが魅力です。
役割マップでイメージを固めよう
| 役割 | 主なサービス | 典型的な使い方 |
|---|---|---|
| 計算リソース | EC2 | アプリケーションサーバ |
| 静的ファイル保存 | S3 | 画像・動画・Web 静的サイト |
| 認証・権限管理 | IAM | ユーザー/ロール/ポリシー |
| CI/CD | CodePipeline / CodeBuild | ビルド・テスト・デプロイ自動化 |
| データベース | RDS | 永続的な構造化データ保存 |
これらのサービスは相互に連携しやすく、**「コードを書いたらすぐにデプロイ」**という開発フローを構築できます。まずは各サービスのコンソールで無料枠を使いながらハンズオンし、概念をつかんでみてください。