2018/12/30 新規作成
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のIaaSに関連するアップデートを、独断と偏見でピックアップして並べてみました。
※利用可能なもののみに限定しています(〇〇を提供することを発表、みたいのは除外)。
公式のOCIリリース情報はこちら
https://docs.cloud.oracle.com/iaas/releasenotes/
2011年
月 | アップデート | コメント |
---|---|---|
? | SaaS/PaaS提供開始 | Oracle Cloudのスタート |
2012年
月 | アップデート | コメント |
---|---|---|
? | IaaS提供開始 | 現在はOCI-Classicと呼ばれるサービスのスタート |
2016年
月 | アップデート | コメント |
---|---|---|
10 | OCI(旧Bare Metal Cloud Service)一般提供開始 | "Gen2 Cloud" OCIはここからスタート |
2017年
IaaSとして必須のサービスや機能を揃えていった印象。そんな中シリアルコンソール接続や、ローカルNVMe SSDのついたシェイプの提供など「おっ」と思えるものも見られる。
月 | アップデート | コメント |
---|---|---|
01 | ロードバランサーサービス提供開始 | |
02 | Auditサービス提供開始 | |
03 | VCN内名前解決が可能に | |
03 | VCNドメイン以外のドメインを設定可能に | |
04 | FastConnect提供開始 | |
05 | プライベートサブネットの作成が可能に | |
05 | Block Volumeのサイズを50GB-2TBまで指定可能に | |
05 | Ashburnリージョンがリリース | 現在のデフォルトのホームリージョンです |
05 | DensIOのシェイプが選択可能に | ローカルNVMe SSDの永続領域がついたインスタンスです |
06 | Object StorageでPublic bucketsを指定可能に | |
06 | Chef KnifeのOCI plugin提供 | |
06 | ロードバランサーでsession persistenceが可能に | |
06 | プライベートロードバランサーサービス提供開始 | |
06 | MSのADクレデンシャル情報でOCIログインが可能に | |
07 | IPアドレス帯を指定してVCNを作成可能に | |
07 | セカンダリVNIC、セカンダリプライベートIPを作成可能に | |
08 | Amazon S3互換のAPIを利用可能に | |
08 | VMインスタンスへのシリアルコンソール接続が可能に | インスタンスが起動しない時などに便利。ただのキャプチャでなく接続可能なので非常に便利 |
09 | ルーティングテーブルにpricate IPを指定可能に | |
09 | VCN内NTPサーバーの利用が可能に | |
09 | Block Volumeのサイズを16TBまで指定可能に | |
09 | Frankfurtリージョンがリリース | |
10 | Auditログの保持期間を90-365日まで設定可能に | |
10 | Baremetalインスタンスへのシリアルコンソール接続が可能に | |
10 | Block Volumeのクローンが可能に | |
11 | X7基盤の提供開始 | |
11 | Local VCN Peeringが可能に | リージョン内のVCN間をインターネット経由せずに通信可能 |
11 | VCNの"Delete All"機能提供 | 空のVCNについてセキュリティリストやサブネットなどをまとめて削除する機能 |
11 | DNSサービスのアップデート。Aliasレコードの追加やTTLの編集などが可能に | |
11 | パブリックサービス(Object Storageなど)へもFastConnectで通信が可能に | |
12 | Tag機能提供開始 | |
12 | Data Transfer Service提供開始 | OCIへデータの物理搬送サービス |
12 | コンソールからService limitsが確認可能に | |
12 | VMインスタンスでEmulated modeが利用可能に | 古いOSなどもVMで動かすことが可能に |
12 | IDCSとデフォルトでユーザー連携 | |
※太字は個人的に"これは"というもの |
2018年
[Oracle Cloud] OCI IaaS 個人的重要アップデートまとめ(2018年)
以上