Preface (はじめに)
マルチスケールシミュレーション特論という授業を受けるにあたって, 研究室から支給されたmacbook Air(2019)で環境を構築する.
書いてる途中にM1 Macが話題になったり, Rubyが3.0.0にバージョンアップしたりしましたが, 本記事では残念ながらそれらには対応していません.
Homebrew
macのパッケージマネージャーをインストールします.
> /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
正常にインストールできたか確認
> brew docotor
-> Your system is ready to brew.
Git & GitHub
まずGit
をインストールします.
> brew install git
Git
のバージョンは
> git --version
-> git version 2.29.2
fish
デフォルトのシェルはzsh
ですが, 代わりにfish
を使いたいと思います.
> brew install fish
fish
のバージョンは
> fish -v
->fish, version 3.1.2
Fisher
fish
のプラグイン管理ツールとしてFisherがあります.他にoh-my-fishがありますが, 管理のしやすさ(GUIで設定を変更できる)でFisherを選びました.
> curl https://git.io/fisher --create-dirs -sLo ~/.config/fish/functions/fisher.fish
Fisherのバージョンは
> fisher -v
-> fisher, version 4.1.0
zshからfishへ
デフォルトシェルをfish
に変更する.
> sudo nano /etc/shells
以下のように変更
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.
/bin/bash
/bin/csh
/bin/dash
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
#下のようにPATHを追加
/usr/local/bin/fish⏎
またコマンドで
> chsh -s /usr/local/bin/fish
Fisherでプラグインをインストール
C-r
で簡単にコマンド入力を表示及び検索できるプラグインを入れる.
まず, fzf補完をインストール
> brew install fzf
そのあとに, Fisherでプラグインを入れる.
> fisher add jethrokuan/fzf
これで完了.
Ruby
MacにはすでにRuby
は入っている.
> which ruby
-> /usr/bin/ruby
しかし, Ruby
のバージョン管理ツールrbenv
を用いて, 最新(執筆当時 v2.7.2)のものを使いたいため, rbenv
を入れる.
> brew install rbenv
rbenv
のバージョンは
> rbenv -v
-> rbenv 1.1.2
ただ, 設定をしていないため, 環境変数は変わっていない
> echo $PATH
-> /usr/local/bin /usr/bin /bin /usr/sbin /sbin
なので, fishの設定ファイルを作成し,
> cd ~/.config/fish
> nano config.fish
下記を追加する.
set -x PATH $HOME/.rbenv/shims $PATH
その後再起動をし, パスが通ったか確認
> which ruby
-> /Users/[User name]/.rbenv/shims/ruby
> which gem
-> /Users/[User name]/.rbenv/shims/gem
> echo $PATH
-> /Users/hisanagaken/.rbenv/shims /usr/local/bin /usr/bin /bin /usr/sbin /sbin
指定したバージョンのRubyのインストール
現在のRuby
のバージョン確認
> rbenv version
-> * system (set by /User/[User name]/.rbenv/version)
入れたいRuby
のバージョン入力する.
> rbenv install 2.7.2
とりあえず, これで一応は完了.