皆さん、git使ってますか？
業務で使ってますか？個人開発で使ってますか？

業務のリポジトリには会社の名前とアドレス、個人開発のリポジトリには個人アカウントとアドレスのように
リポジトリによって、gitのコミッターを使い分ける必要があること、多いですよね。

これ、毎回リポジトリによってgit configで設定するのが消耗するのと、
設定し忘れたりすることが多いので、フォルダごとに自動的にコミッター設定を切り替えられるようにしました。

まず最初に

今回は業務用のリポジトリ一覧が格納されてるフォルダを
~/work/
個人開発用リポジトリ一覧が格納されてるフォルダを
~/private/
として話をします

業務用のコミッター設定

$ echo "[user]
name = work_user_name
email = work_email@work.com
" >> ./gitconfig_work

で、業務用で使うユーザ、emailアドレスの設定ファイルを作ります。
name、emailの値は自分の設定に置き換えてください

個人開発用のコミッター設定

同様に個人用も作成

$ echo "[user]
name = private_user_name
email = private_email@work.com
" >> ./gitconfig_private

特定のフォルダによって使い分けるようにする

git config --global -e
でグローバル設定を開きます

特に何も設定されていなければ

[user]
    name = hoge
    email = hoge@fuga.com

[core]
・・・

のような感じになっていると思います。
これを

[user]
    name = hoge
    email = hoge@fuga.com

[includeIf "gitdir:~/work/"]
 path = ~/.gitconfig_work

[includeIf "gitdir:~/private/"]
 path = ~/.gitconfig_private

[core]
・・・

のように追記します。

なんのことはなく、
ローカルリポジトリのパスがgitdir:XxxxのXxxxに含まれていたら、
pathの値に設定しているgitのUserの値を使うようにすることができます。

試しに

cd ~/work/hoge_repos/; git config user.name
とやれば
work_user_name

cd ~/private/fuga_repos/; git config user.name
とやれば
private_user_name
のようにフォルダによって自動的にコミッターの設定が切り替えられるのが確認できると思います。

これでコミット時に「やべ」とならずに済みますね