年表

発売時期がわかります。新しい製品から書いています。

MELSEC iQ-L [2019年～]

GX Works3にしか対応してません。
海外向け(中国?)シリーズのようです。MELSEC-Lのユニットが使えるっぽい。

型式	GX Works3
L04H	〇
L08H	〇
L16H	〇

MELSEC iQ-F [2015年～]

GX Works3にしか対応してません。
型番に[C]がつく機種はコネクタ仕様,なしは端子台仕様です。

型式	GX Works3	分類
FX5U/FX5UC	〇	フラッグシップモデル
FX5UJ	〇	ベーシックモデル
FX5S	〇	廉価版

MELSEC iQ-R [2014年～]

GX Works3にしか対応してません。

型番に[EN]がつく機種はRJ71EN71と同等のCC-Link IEがスロット0に付いてきます。
型番に[P]がつく機種はプロセスCPUで計装制御が可能です。R6RFMを使用することで二重化も可能です。
型番に[PSF]がつく機種はIEC 61508: 2010 SIL2およびIEC 61511: 2016 SIL2の安全認証を取得したシーケンサです。SIL2機能ユニットR6PSFMが必要。計装制御も可能です
型番に[SF]がつく機種はISO13849-1: 2006カテゴリ4およびPLe，IEC62061: 2012 SIL3，IEC61508: 2010 SIL3の安全認証を取得したシーケンサです。安全機能ユニットR6SFMが必要。

型式	GX Works3	分類1	分類2
R00	〇	シーケンサCPU
R01	〇	シーケンサCPU
R02	〇	シーケンサCPU
R04	〇	シーケンサCPU
R04EN	〇	シーケンサCPU	CC-Link IE内蔵
R08	〇	シーケンサCPU
R08EN	〇	シーケンサCPU	CC-Link IE内蔵
R08P	〇	プロセスCPU
R08PSF	〇	プロセス/安全CPU
R08SF	〇	安全CPU
R16	〇	シーケンサCPU
R16EN	〇	シーケンサCPU	CC-Link IE内蔵
R16P	〇	プロセスCPU
R16PSF	〇	プロセス/安全CPU
R16SF	〇	安全CPU
R32	〇	シーケンサCPU
R32EN	〇	シーケンサCPU	CC-Link IE内蔵
R32P	〇	プロセスCPU
R32PSF	〇	プロセス/安全CPU
R32SF	〇	安全CPU
R120	〇	シーケンサCPU
R120EN	〇	シーケンサCPU	CC-Link IE内蔵
R120P	〇	プロセスCPU
R120PSF	〇	プロセス/安全CPU
R120SF	〇	安全CPU
RJ72GF15-T2	〇	CC-Link IEフィールドネットワークリモートヘッドユニット

MELSEC-L [2009年～]

その昔KEYENCEのPLCが売れてきだしたので対抗商品として作られたと代理店の人が言ってました。

型番に[P]がつく機種はソース出力,なしはシンク出力です。

型式	GX Developer	GX Works2	分類1	分類2
L02S/L02S-P		〇	シーケンサCPU
L02/L02-P	〇	〇	シーケンサCPU	Ethernet内蔵
L06/L06-P		〇	シーケンサCPU	Ethernet内蔵
L26/L26-P		〇	シーケンサCPU	Ethernet内蔵
L26-BT/L26-PBT	〇	〇	シーケンサCPU	Ethernet内蔵,CC-Linkマスタ/ローカル局内蔵
LJ72GF15-T2		〇	CC-Link IEフィールドネットワークヘッドユニット
LJ72MS15		〇	SSCNETⅢ/Hヘッドユニット

MELSEC-QS [2006年～]

IEC61508 SIL3，EN954-1 カテゴリ 4，EN ISO13849-1 カテゴリ 4 パフォーマンスレベル eの安全認証を取得したシーケンサです。

	GX Developer	分類1
QS001	〇	安全シーケンサ

MELSEC-WSというのもありますが、これはドイツの安全機器メーカー「SICK」社と共同開発のようで見た目もプログラミングツールも独自のものを使います。

MELSEC-Q(Aモード) [2000年～]

見たことないのでよくわからないがMELSEC-Aのソフトがコンバートしなくてもそのまま動くらしい。
MELSEC-Aのユニットも使える。

型式	GX Developer	分類1	分類2
Q02(H)-A	〇	シーケンサCPU	Aモード
Q06H-A	〇	シーケンサCPU	Aモード

MELSEC-Q [1999年～]

GX Works2,GX Developer,PX Developerが使用可能ですが型式により変わります。
発売されて20年くらいたつのでこのような事になってしまいました。
発売順は以下。

[1999年～]ベーシックモデル,ハイパフォーマンスモデル,プロセスCPU
[2008年～]型番に[U,UD,UDE]がつく機種:ユニバーサルモデル
[2012年～]型番に[UDV,UDPV]がつく機種:ユニバーサルモデル(高速タイプ)

GX Developerだと対応してないユニットとかもあります。
PX DeveloperはプロセスCPUで計装制御をするときに使います。

型式	GX Developer	GX Works2	PX Developer	分類1	分類2
Q00J	〇	〇		シーケンサCPU	ベーシックモデル
Q00UJ	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q00	〇	〇		シーケンサCPU	ベーシックモデル
Q00U	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q01	〇	〇		シーケンサCPU	ベーシックモデル
Q01U	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q02/Q02H	〇	〇		シーケンサCPU	ハイパフォーマンスモデル
Q02PH	〇	〇	〇	プロセスCPU	ハイパフォーマンスモデル
Q02U	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q03UD	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q03UDE	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(Ethernet内蔵タイプ)
Q03UDV		〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(高速タイプ)
Q04UDH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q04UDEH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(Ethernet内蔵タイプ)
Q04UDV		〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(高速タイプ)
Q04UDPV		〇	〇	プロセスCPU	ユニバーサルモデル(高速タイプ)
Q06H	〇	〇		シーケンサCPU	ハイパフォーマンスモデル
Q06PH	〇	〇	〇	プロセスCPU	ハイパフォーマンスモデル
Q06UDH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q06UDEH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(Ethernet内蔵タイプ)
Q06UDV		〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(高速タイプ)
Q06UDPV		〇	〇	プロセスCPU	ユニバーサルモデル(高速タイプ)
Q10UDH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q10UDEH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(Ethernet内蔵タイプ)
Q12H	〇	〇		シーケンサCPU	ハイパフォーマンスモデル
Q12PH	〇	〇	〇	プロセスCPU	ハイパフォーマンスモデル
Q12PRH	〇	〇	〇	プロセスCPU(二重化)	ハイパフォーマンスモデル
Q13UDH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q13UDEH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(Ethernet内蔵タイプ)
Q13UDV		〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(高速タイプ)
Q13UDPV		〇	〇	プロセスCPU	ユニバーサルモデル(高速タイプ)
Q20UDH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q20UDEH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(Ethernet内蔵タイプ)
Q25H	〇	〇		シーケンサCPU	ハイパフォーマンスモデル
Q25PH	〇	〇	〇	プロセスCPU	ハイパフォーマンスモデル
Q25PRH	〇	〇	〇	プロセスCPU(二重化)	ハイパフォーマンスモデル
Q26UDH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル
Q26UDEH	〇	〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(Ethernet内蔵タイプ)
Q26UDV		〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(高速タイプ)
Q26UDPV		〇	〇	プロセスCPU	ユニバーサルモデル(高速タイプ)
Q50UDEH		〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(Ethernet内蔵タイプ)
Q100UDEH		〇		シーケンサCPU	ユニバーサルモデル(Ethernet内蔵タイプ)
QJ72LP25/QJ72BR15(RemoteI/O)	〇	〇		リモートI/O局

MELSEC-A(QnACPU) [1995年～]

大型[1995年～]とか小型[1996年～]とか出てきてだんだんわけがわからんくなります。
GX Works2は対応しません。

型式	GX Developer	分類1
Q2A	〇	MELSEC-QnA(大型)
Q2AS(H)	〇	MELSEC-QnAS(小型)
Q2AS1	〇	MELSEC-QnAS(小型)
Q2AS(H)S1	〇	MELSEC-QnAS(小型)
Q3A	〇	MELSEC-QnA(大型)
Q4A	〇	MELSEC-QnA(大型)
Q4AR	〇	MELSEC-QnA(二重化)

MELSEC-FX [1989年～]

MELSEC-FX3 [2004年～]
型番に[C]がつく機種はコネクタ仕様,なしは端子台仕様です。

型式	GX Developer	GX Works2	分類1
FX0S/FX0	〇	〇
FX0N	〇	〇
FX1	〇	〇
FX1S	〇	〇
FX1N/FX1NC	〇	〇
FX2/FX2C	〇	〇
FX2N/FX2NC	〇	〇
FX3S		〇	ベーシックモデル
FX3G	〇	〇	スタンダードモデル
FX3GC	〇(FX3G)	〇	スタンダードモデル
FX3U/FX3UC	〇	〇	高機能モデル

MELSEC-A [1985年～]

MELSEC-A(大形)[1985年～]はバブル期の商品でMELSECNET/10,MELSECNET(Ⅱ)のデータリンク機能内蔵だったり16文字のLED表示器がついてたりします。
一番最初に入社した会社で使わされましたがなにもかも忘れました。
MELSEC-A(小型)[1991年～]

GX Works2は対応しません。
あとHがないA0J2はGX Developerも対応してないです。会社で配達される弁当箱を重ねたみたいなやつ。

A1FXってなんだろうね。
古い機種はラダー以外にもマイコンプログラムが仕込めるのもあったはず。CPUがIntel 8086のようです。
[SH-3436 ACPU／QCPU-A(Aモード)プログラミングマニュアル（共通命令編）]より

型式	GX Developer	分類1
A0J2H	〇	MELSEC-A0J2
A1FX	〇	MELSEC-A
A1S	〇	MELSEC-AnS(小型)
A1SJ	〇	MELSEC-AnS(小型)
A1SH	〇	MELSEC-AnS(小型)
A1SJH	〇	MELSEC-AnS(小型)
A1N	〇	MELSEC-A(大形)
A2C	〇	MELSEC-A2C
A2CJ	〇	MELSEC-A2C
A2N(S1)	〇	MELSEC-A(大形)
A2S	〇	MELSEC-AnS(小型)
A2SH	〇	MELSEC-AnS(小型)
A3N	〇	MELSEC-A(大形)
A2A(S1)	〇	MELSEC-A
A3A	〇	MELSEC-A
A2U(S1)	〇	MELSEC-A(大形)
A2US(S1)	〇	MELSEC-A(大形)
A2USH-S1	〇	MELSEC-A(大形)
A3U	〇	MELSEC-A(大形)
A4U	〇	MELSEC-A(大形)