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Amazon EC2 Macインスタンスを開発環境として使用したときのメモ

Last updated at Posted at 2021-03-05

1週間ほど数十人が使用するためのmacOSの開発環境を、
Amazon EC2 Macインスタンスで構築運用したときのメモ

環境

  • リージョン:オハイオ
  • Macインスタンス数:8台
  • 専有ホストのインスタンスファミリー:mac1

感想

オペレーション関連
  • Macインスタンスを停止もしくは終了すると、その専有ホストが最高3時間ほどpendingになる
    pending中は専有ホストのリリースはできない
  • Macインスタンスを再起動すると、正常に接続できるようになるまで10~30分ほど要する
  • イメージ(AMI)の作成、復元は通常のLinux, Windowsと同様に可能
  • VNC接続のログイン画面で固まる場合は、"sudo plikk loginwindow"のコマンドを実行すると治る
  • EBSボリュームの拡張時はこちらの記事が参考になった
パフォーマンス・仕様等
  • WindowsクライアントからMacインスタンスへのVNC接続(画面共有)が重く、SSH接続せざるを得なかった
  • 当初シンガポールリージョンでの構築を予定していたが、当リージョンでのMacインスタンスのクォータが1台⇒5台までしか緩和されなかった
    理由としてはMacインスタンスの使用実績が少なかったため、とのこと
    そのためクォータが10台まで緩和されたオハイオリージョンで構築した
  • VNC接続のためのクライアントツール VNC ViewerでVNC接続する際に、全画面モードにする方法がわからず操作しづらかった
  • (Macインスタンスに限った話でないが)距離的に離れているため、SSH接続時のコマンド入力等でレイテンシが感じられた
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