参照元：TrueNASにアプリを幾つか入れて使ってみた

Plex Media ServerはいわゆるDLNAサーバであり、無料公開されている動画をLAN内に配信できるのみならず、ローカルに蓄積された動画や音楽なども配信できる。ここではTrueNASに蓄積されたコンテンツをLAN内に流すためのサーバとして使うことを考える。

インストールは超絶簡単で、Plugins画面からINSTALLを選ぶだけ。インストールが終了すると管理画面のURLが表示される。

アクセスするとアカウント認証的な画面が出るが、蓄積されたコンテンツをLAN内に配信するだけならスキップしてしまって良い。（「これはなんですか？」からスキップできる。）

問題はコンテンツ、つまりTrueNASのコンテンツが蓄積されたディレクトリを指定する段階。jailからはjail用のディレクトリ以下しか見えないので、Plexの外にあるコンテンツが参照できない。

というわけで、お約束であるがディレクトリをマウントする。
jailを停止し、「Mount Points」から「Add」を選択、Sourceとしてメディアファイルのあるディレクトリ（例えば/mnt/storage/share）を、Destinationとして適当なディレクトリ（例えば/mnt、jailが/mnt/extra/iocage/jails/plex2にあるなら/mnt/extra/iocage/jails/plex2/root/mntに相当）を選ぶ。

この状態でjailを起動し直して設定画面にアクセスしなおし、画面右上の工具アイコンを選択、「管理」の「ライブラリー」を選択し、「ライブラリーに追加」。あとは例えば「動画」を選び、「メディアフォルダーを見る」から/mntを選んで「ライブラリーに追加」を選ぶ。これでメディアファイルのスキャンが始まるが、ファイルが多いとスキャンに時間がかかるため、「スキャンをキャンセルする」で後回しにしても良い。

また、設定の「DLNA」から「DLNAサーバーを有効にする」を選べばLAN内のDLNAクライアントからアクセスして動画等の再生が可能になる。

サムネイル作成の最適化とかいろいろ弄る部分はありそうだが、とりえずDLNAサーバとしてコンテンツを配信させるだけならこれだけでOK。とても簡単。