複数のサーバを経由しないとアクセスできないサーバに対して、踏み台サーバでSSHコマンドを打つことなく、自PCのRLoginから直接ログインしているように操作できるようにする。
踏み台サーバの設定
踏み台サーバの接続情報設定
[サーバー]>[通信共通]にて、
Server Address:踏み台サーバのアドレス
User Name:踏み台サーバのユーザ名
Password:踏み台サーバのパスワード
を設定。
ポートフォワーディングの設定
[サーバー]>[プロトコル]にて、
ポートフォワードを押下して、
- Local Socksを選択
- Host Nameに「localhost」、Portに「10022」(任意のポート)を設定
また、踏み台サーバを操作する必要がなければ、
「ポートフォワードだけ行う」にチェックを入れる。
接続先サーバの設定
接続先サーバの接続情報設定
[サーバー]>[通信共通]にて、
Server Address:接続先サーバのアドレス
User Name:接続先サーバのユーザ名
Password:接続先サーバのパスワード
前接続先(タブ/前接続先グループの下段テキストボックス):踏み台サーバのエントリーを選択
さらにProxy Serverを押下して、
- SOCKS5を選択
- Proxy Server Addressに「localhost」、Socket Portに「10022」(ポートフォワードで設定した任意のポート)を設定
接続確認
接続先サーバの設定で接続を開始すると、踏み台サーバと接続先サーバの2つのタブが立ち上がり、接続先サーバタブにて接続ができている事が確認できる。
踏み台サーバ経由で内部のWebサーバへアクセスする場合
上記の踏み台サーバの設定だけ作成し、ブラウザのプロキシ設定でSOCKSプロキシに踏み台のポートフォワード先を設定する。
RLoginで接続して踏み台サーバへのポートフォワーディングが行われている状態であれば、webブラウザからアクセスできるようになる。
IEやChromeはOSの設定が用いられるために他のブラウジングに影響が出てしまうので、ソフトのみのプロキシ設定が可能なFirefoxを使用するか、自動設定スクリプトを作成して切り分けると便利。