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【Rails】GETでリクエストボディを利用しない方がよい理由

Last updated at Posted at 2021-12-19

はじめに

Web APIを開発する場合、必要なパラメータを取得する方法はいくつか存在します。

  1. URLパラメータ
  2. リクエストヘッダ
  3. リクエストボディ

リクエストの最後の部分が本文です。本文が存在しないリクエストもあります。リソースを取り込むリクエストである GET, HEAD, DELETE, OPTIONS は通常、本文は不要です。サーバー内のデータを更新するためにデータを送信するリクエストもあり、 POST リクエストでよくあります (HTML フォームのデータを持つ)。

参考: https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTTP/Messages#body

GETでリクエストボディを利用したらどうなるか

そもそもGETメソッドはリソースを取り込むリクエストであるため、リクエストボディを用いなくても要件を実現できるはずですが、実装次第ではリクエストボディを用いることができてしまいます。
ここでは、GETメソッドでリクエストボディを利用した場合のケースを解説します。

実例

実際の開発現場で書かれていたコード例を紹介します。

class UsersController
  def index
    user_params
  end

  private

  def user_params
    params.require(:user).permit(:name)
  end
end

通常、ストロングパラメータはリソースを取り込むリクエストであるGETメソッドで不要です。
このようなコードを書いてしまうと、

curl http://localhost:3000/users/?name=Taro

というようなリクエストではなく、

curl -H "Content-Type: application/json" -d '{"name":"Taro"}' http://localhost:3000/users/

というような、GETメソッドなのにリクエストボディを要求するというAPIになってしまいます。
これは、ActionController::ParamsWrapper がデフォルトで、application/json を受け付けていることに起因しています。

config/initializers/wrap_parameters.rb

ActiveSupport.on_load(:action_controller) do
  wrap_parameters format: [:json]
end
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