ま、経緯的なものは、前の記事をご参照頂くとして。
https://qiita.com/eucalyhome/items/30b1c64d58f01b4b06f1
作ってみましたよと。
実装と完成
もういきなりw
まあ完成して、音出し、最初プロテクションがアレしたけど、まあ無事出ました、音。
一部部品変更があるとはいえ、まあキットなので。
マニュアル通りに、組んだだけです。
上からアクションカムでアレしてみたんだけどまあ、、、初めてなのでずれちゃった、、、。
https://www.youtube.com/watch?v=JlsyHlTYQXs&t=329s
で、まあ組み立てはスムーズにいったのです。
合計で3時間くらいかな?。
課題点は、以下な感じで。
課題1:ボリュームの実装
ボリュームは、高級品にとっかえたので。
そのままだと実装できず、基板分割とハーネス接続が必要でした。
なんで分割が要るかと言うと、、、フロントパネルとの位置関係がズレるからです。
適当に余ってた銀線使ってみましたけれども、まあ銅線のほうがよかったかな?。
とっかえたりはしていないので、音質の違いとかは分からない!。
課題2:zobel回路と定数の調整
このアンプ、最終出力んとこ、CとRがパラで入っていて、いかにもなフィルタが組まれています。
これは「ゾベル回路」と言うらしく、一定周波数以上に対してインピーダンスが下がることにより、まあ高周波をその先に流さない保険、みたいなもんで。
まあ、カットオフ周波数の計算式は、以下の通りみたいです。
1 / ( C * R * 2 * pi )
C : コンデンサ容量(F)
R : 抵抗値(ohm)
標準の回路は0.33uFがついているのですが、、、。
これを計算すると。
1 / ( 0.00000033 * 12 * 2 * 3.14 ) = 40211.03
まあ約40KHz、ちと低い気がします。
0.1uFまで落とすと・・・。
1 / ( 0.0000001 * 12 * 2 * 3.14 ) = 132696.3907
ふむ、約132KHz、ステキね。
0.047uFまで落とすと・・・。
1 / ( 0.000000047 * 12 * 2 * 3.14 ) = 282332.7
約282KHz、ちと高いけどまあハイレゾとか適当に誤魔化していきたい。
というわけで、まあ0.1uFを狙って、コンデンサを交換していいきましょうかね。
まあ、元々フィルムコンデンサだし、いくつかフィルムコンデンサを調達してみました。
左がアムトランス。
右上が元々ついていたもの、パナかな?。
右下がパナソニックのチップフィルム。
パナのチップフィルムは、前職経験から、特性が鬼のようにいいのですが。
まあチップであることと、無鉛でリフローするとどうしても溶けるので。
ひっじょーーーーに量産だと扱いづらいというトンデモ部品です。
*あと当時何故かパナと別にライセンス結ばないとダメだったのがまた面倒で。
ま、怖いので。
コテ先温度を290度にして、なるべく部品を温めないように、実装。
裏面実装しちゃったので、見た目はノーマウントになっちゃってます。
こんな感じで。
実装状況の紹介
えーと、ハンダコテは、HAKKOの942を使用、コテ先はT12-C04という、超太いのを使っています。
有鉛実装、温度は350度で行いました。
フィルムコンデンサのみ、温度を290度に下げたけどね。
温度調整ハイワッテージコテを、有鉛で使っているため、ハンダのノリが良く、まあキレイに実装できるのではないかと。
真空管の足など、大型部品も、事故ることなくキレイにくっついてます。
温める時間が短いので、有鉛で流れやすいのですけれども、部品の反対側にハンダが流れたりはしておりませぬ。
オイラはハンダを、結構盛り目で使います。
イモハンダっぽくも見えるけれども・・・。
今回は天然松脂なフラックスハンダなので、まあフラックス除去はしとりません。
無事セットアップも完了
プリアンプからグライコ通して接続してます。
まあ耳がポンコツなので、グライコで補正してるのよ、と。
スーパーツイータとサブウーファをくっつけて、まあ全然ピュアなオーディオじゃないけれども。
いやあ、楽しく組めた!。
そして音も楽し気なので満足!。
エージングと称する経年変化が、まあ楽しみ!、うふふ。