はじめに
Automation Anywhere Ver11ユーザがA2019(community edition)を使ってみました。あまりWebマニュアルも読まずに触ったら、いろいろつまづいたのでメモ。きっと初心者は同じ道をたどりそうな気がするので少しでも役に立てば幸いです。
デバイスの接続
「ローカルデバイスに接続」のデバイスユーザとデバイスのパスワードって何?
- デバイスユーザ名はコマンドプロンプトでwhoamiの結果
- デバイスのパスワードは普通に使う分には不要。スケジュール実行、遠隔からの実行などWindowsログインが起きるときは必要
変数の方とアクションでの使用
数字型とか文字列型とか細かく分かれていて、相互に変換するためのアクションもある。
数字変数をメッセージボックスに表示するために、最初は別の文字列変数に変換し文字列変数を表示していた。
でも、実は、メッセージボックス内で変換できるみたい。
- メッセージボックスで$を打つと数字変数も選択できる(F2だと文字列しか選べない)
- 最後の$の前にピリオドを打つと変換や操作の手段が選択できる
- $$と最初にドルマークを2個うって、その間に変数名を打っていいくと、変数のサジェストが出て選べる。
タスク間呼び出しの引数の形式が変わる
特に、子から親へ戻す場合が辞書変数にまとめられる点がVer11と大きく違う。
以下に少しまとめました。
https://qiita.com/etoootak/items/21d5cfc2674dd63bcf4f
システム変数が結構減っている
ループ内で使うCouner変数とかフォルダ内のファイル一覧でループするときのファイル名、Excelのデータ読み込むときの変数とか、がっさり無くなってて、作り方が変わる。
フォルダ内のファイル一覧でループするときは、自前の辞書変数に名前と拡張子が格納されるのだが、その場合のキーがnameとextension。全部小文字。
(最初に、キーを日本語で{名前}と{拡張子}にしてハマる)。
MetaBotはどこへ行った
どうもMetaBotデザイナーみたいなものは標準でなくSDKで作らないといけない。ハードル上がっている。あとでやってみようと。
Ver11でもMetaBotは選ばれた人間だけが作る扱いに見えたから、まぁ何で作ろうと構わないかな。
A2019で便利だな、って思ったところ
まだ全然使い込んでいないが以下は便利だなぁ、と思った。
- レコーダーが1種類だけで使い分けに悩まなくてよい
- csvを読んでExcelに書き込みときにテーブル変数使えば1発
- python呼べる(でも関数の引数が1個だけなのは何故??)
- クラウド操作用のアクションが充実している。きっとここが一番のうり(なのかな?)
さいごに
とか、いろいろ偉そうに書いているけどQiita見渡すと上記のことは全部書いてある。まぁ自分の備忘録(最初はこんなところでつまづいたんだ...)として残してみます。そしてA2019も使いこんでみます。はい。