はじめに
-
リスト
とディクショナリ
の要素の取り出し方の覚書 - 要素の追加や削除等、他にもいろいろあるけど、ここでは要素の取り出し方だけまとめる
- 使ってるうちに便利だなと思ったのは
リスト
とディクショナリ
を組み合わせることができること - 特に
ディクショナリ
の中にディクショナリ
を入れ子にできることで、個人的に一番よく使う
リスト
- 同じ型のデータを一列に並べたもの
- 各要素には0から順にインデックスが振られている
インデックスで一つづつ要素を取り出す
list.py
ls = ['りんご', 'もも', 'さくらんぼ']
print(ls[0])
print(ls[1])
print(ls[2])
結果
りんご
もも
さくらんぼ
for
文で一つづつ要素を取りだす
list2.py
ls = ['りんご', 'もも', 'さくらんぼ']
for a in ls:
print(a)
結果
りんご
もも
さくらんぼ
ディクショナリ
- キーと要素で一つのデータの集まり
キーを指定して一つづつ要素を取り出す
dic.py
dic = {'フルーツ':'りんご', '野菜':'玉ねぎ'}
print(dic['フルーツ'])
print(dic['野菜'])
結果
りんご
玉ねぎ
for
文でキーを取り出す
-
keys
を使うとkey
を取得できる
dic2.py
dic = {'フルーツ':'りんご', '野菜':'玉ねぎ'}
for mykey in dic.keys():
print(mykey)
結果
フルーツ
野菜
for
文で要素を取り出す
-
values
を使うとvalue
を取得できる
dic2.py
dic = {'フルーツ':'りんご', '野菜':'玉ねぎ'}
for myval in dic.values():
print(myval)
結果
りんご
玉ねぎ
for
文でキーと要素を同時に取り出す
-
items
を使うとkey
とvalue
の両方を取得できる
dic3.py
dic = {'フルーツ':'りんご', '野菜':'玉ねぎ'}
for mykey, myval in dic.items():
print(mykey)
print(myval)
結果
フルーツ
りんご
野菜
玉ねぎ
ディクショナリの中にリスト
value
をリストにする
-
key
とインデックスの組み合わせで要素を取り出すことができる
dic_list.py
dic = {'フルーツ':['りんご', 'もも'], '野菜':['玉ねぎ', '人参']}
# キーから要素であるリストを取り出す
for mykey in dic.keys():
for i in range(0,len(dic[mykey])):
print(dic[mykey][i])
# 直接、要素であるリストを取り出す
for myvalue in dic.values():
for i in range(0,len(myvalue)):
print(myvalue[i])
どちらも結果は同じ
結果
フルーツ
りんご
野菜
玉ねぎ
ディクショナリの中にディクショナリ
value
をディクショナリにする
-
key
と入れ子のディクショナリのkey
の組み合わせで要素を取り出すことができる
dic_dic.py
dic = {'フルーツ': {'好き':'りんご', '大好き':'もも'}, '野菜': {'好き':'トマト', '嫌い':'ピーマン'}}
print(dic['フルーツ']['好き'])
print(dic['野菜']['嫌い'])
結果
りんご
ピーマン