Yet Another Communication Tool DingTalk として、DingTalkのすすめを書いてみたんですが、 DingTalk というハッシュタグは初めて使われたみたいですね。これから新しいネタを提供して、いろいろ初めてのハッシュタグを緩く狙って行きたいと思います。
さて、DingTalkを1ミリでもはじめようと思った方は DingTalkこちらのページから、iOS、Android、Mac、Windows、それぞれのアプリケーションをダウンロードする事が可能です。
アプリケーションがダウンロード出来ない方向けにはDingTalk Web版 もあります。
登録は簡単なのでやってみていただくとして、今日は「グループ」と「チーム(オーガニゼーション)」の説明をしてみたいと思います。
- グループ: いわゆるチャットグループ、Slackでいうチャンネル。
- チーム: いわゆる組織(オーガニゼーション)、企業といった枠組み。Slackでいうワークスペース。
※ DingTalk内では「企業」と表記される事もありますが、企業以外でも利用できるため、ここでは、「チーム」として紹介します。表記が入り交じっているので「企業」から「チーム」に名前を変えている最中である感じがしています。
グループの種類
DingTalkは他のコミュニケーションツールと同じように1対1のチャットができます。コンタクトを追加して、相手を選べばチャットをはじめることが出来ます。
では、複数人でチャットをしたいときはどうするかというと、「グループ」を作ります。このグループには、
- 一般グループ
- 内部グループ
- サービスグループ
- 協同組合
の4つが存在します。
「一般グループ」は、その名の通り、複数人が参加する一般的なグループです。これは最初から使えます。
次に、「内部グループ」ですが、あるチーム(企業)に属する内部的なグループになります。メンバー間のみでやりい取りしたい場合や、メンバーがチームから抜けると自動的にグループからも抜けたり、チーム内の共有リソースをグループ内で使えたりします。内部グループはに所属しないと出てこないと思いますので、最初は出てこないと思います。
残り二つは使ったことがありませんが、サービスグループは、チャットボットが参加出来るようになる(?)やつっぽいです。協同組合は複数のチームをまたぐ内部グループのようなもので、協力会社のメンバーしか参加出来ず、どちらかのチームを抜けたら自動的にメンバーから削除されます。
グループで使える機能
- テキストメッセージ
- 絵文字
- メンション
- リアクション機能
- スタンプ/カスタムスタンプ
- 画像・動画メッセージ
- ビデオ会議
- メモ
- 翻訳(日本語含む12言語での双方向翻訳)
- AI自動翻訳
- ファイル共有(Dingドライブ)
- ライブ配信(グループライブ)(申請許可制)
- タスク管理
- カレンダー・予定登録
- 位置情報共有
- 投票
- アナウンス
- webhook
- 過去メッセージ検索
- ミュート機能
チャットグループで使えそうな機能はほぼ備えています。
チームについて
チームを作ると、個人では2GBだった共有スペースですが、チームでは100GBのファイル共有スペースを貰えます。その他、アナウンス機能、企業構造管理、チーム内部のチャットグループなどが作れます。
コミュニティでは企業構造は要らないかなと思う方もいるかも知れませんが、たとえば、九州支部、関西支部といった支部を構成するときはチームがあると便利かもしれません。部門管理者も設定することが可能です。
グループとチームの関係を図示してみました。
一般グループは自分のチームはもちろん、チームに所属していない人、無関係なチームに所属している人など、どなたでも参加することが出来るのが分かりやすくなったかと思います。
SlackだとEnterprise版を買うと複数ワークスペースの連携が出来ますが、DingTalkではクラウド版で複数チームの連携が出来るので、そういった面でも選択の可能性があるかもしれません。
チームには企業認定(実名認証)というものがあり、法人登記された組織であれば、登記簿謄本などをアップロードすることで、ロックされている、いくつかの機能が使えるようになりますが、企業認定しなくても十分かと思います。
- 企業ページのカスタマイズ
- 企業ロゴアップロード
コミュニティでのベストプラクティス
ベストプラクティスと書いちゃいましたが、まだそこまでのノウハウは無く、こんな感じでやるくらいが良いんじゃ無いかなと考えていることを書いていきます。
チームを作る
コミュニティでチャットツールを使うメリットにお知らせ内容をお伝えできいる事、メンバー間での情報共有や、新しい技術の共有、相談などが気軽に行えることかと思います。
なので、コミュニティはチームを作って、誰でもそのチームに参加出来るようにすると良いと思います。
全員参加のチャットグループ
自動的に全員参加のチャットグループができます。SlackのGeneral等と同じように全員へのお知らせが出来るチャットグループです。
企業構造を設定
支部があるコミュニティでは企業構造を作って支部を作ると良いと思います。支部のチャットグループも自動で作られます(OFFにも出来る)
一般向けのイベントや話題では、一般グループを作る
チームに入るのはそれなりにハードルが高いのかも知れません。そのため、Meetupなどの集まりや、特定のプロダクトに関してワイワイするためのグループは、内部グループではなく一般グループで作るのが良いかと思います。
宣伝する
「チームに入る」のも、「一般グループに入る」のも、「リンク」、「QRコード」、「番号」などで入ることが出来ます。QRコードを啓示するかリンクを活用するのが便利だと思います。
これらをメンバー募集のページに掲載をしておくと簡単にメンバー募集ができますので試してみて下さい。
おわりに
コミュニティでDingTalkをどうやって使えば良いか、その1案を考えてみました。
DingTalkを1ミリでもはじめようと思った方は DingTalkこちらのページから、iOS、Android、Mac、Windows、それぞれのアプリケーションをダウンロードする事が可能です。
アプリケーションがダウンロード出来ない方向けにはDingTalk Web版 もあります。
最後の最後に、Alieatersへの勧誘
日本のAlibaba Cloud Developers Meetup である、 AliEatersでは参加者を募集しています。
AliEatersへ参加 をクリックして貰うか、DingTalkで以下のQRコードをスキャンしていただくと参加が可能です。申請承認まで少しだけお待ちください。
