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Yet Another Communication Tool DingTalk

Last updated at Posted at 2020-03-06

今日は寺尾です。

今日は、Yet Another Communication Toolと題して、DingTalkについて紹介をしたいと思います。

コミュニティでつかうコミュニケーションって今はSlack一色ですが、Slackってワークスペースがわーーっと並びすぎて、どのワークスペースを見れば良いんだったか分からなくなりませんか?赤いバッチが付かないと開かないワークスペースも出てきたりします。今日紹介するDingTalkは、違ったインタフェースを持っているので、もう一つの選択肢として有りかなと思います。

image.png
※画像は公式サイトから引用

コミュニケーションツールと紹介をしましたが、めちゃくちゃたくさんの機能があって、スーパーアプリとして多くのことが出来るようになっています。

ちなみに、DingTalk、読み方は「ディントーク」と呼びます。「ディング」のように「グ」は付かないのでご注意ください。

代表的な機能

  • オンラインチャット
  • Webhook対応
  • ファイル共有
  • 電話、音声会議
  • ビデオ会議
  • 動画ライブ配信(許可申請はこちら)
  • 密談(メッセージが既読になったら消去してログを残しません)
  • Dingメール
  • Dingドライブ
  • 基本OAシステム(タスク管理、スケジュール管理、プロジェクト管理、掲示板、etc)
  • マルチクライアント(iOS、Android・Windows、Mac及び iPad、そしてウェブ版)

コミュニティで必要とされていることはほとんどそろっていると思います。当然インタフェースは日本語対応です。

DingTalkは、コミュニケーションツールなので、ユーザ登録するだけで、当然繋がっているコンタクトと連絡を取り合うことが出来ます。それだけでも殆どの機能を使えますが、組織を作ることで基本OAシステムのところで上げた仕組みを利用することが出来るようになります。

無料でメールアドレスまで利用できるのですが、このメールアドレスの使いどころはまだ良く分かりません。

コミュニティごとにこの組織を作ることで、組織内(コミュニティ内)のチャットグループを作ることが出来ます。

チャットグループの種類

  • 内部グループ
  • 一般グループ

組織を作ると内部グループを作ることが出来るようになります。
内部グループにすると、組織に所属する人でないと参加出来なくなり、組織を離れた人が居ると自動的にチャットグループから除外されるなど安全な機能が付いています。

一般グループは、誰でも参加出来るグループになります。

グループに参加可能なコンタクト数は1000人だったはずです。(アリババの公式グループは5000人まで登録しているグループはあるので何かすると上限突破できるのかも知れません)

他のツールとの比較

今日は、SlackとZoomと比較をしてみたいと思います。

Slack

やはり一番近いなと思うのはSlackですね。チャットの機能はほとんどかわらないかなーという印象です。メンションなども出来ます。Webhookで外部からアラームなどを受け取るなど連携することも可能です。

DingTalk(Free) Slack(Free) コメント
組織 ○(組織) ○(ワークスペース)
マルチチャットルーム
webhook
電話会議 ×
音声・ビデオ会議 ×
過去ログ保存 ○(クライアント無制限) △(1万件) クライアント保存なので消えることはない
カスタム絵文字 ×
カスタムスタンプ ×

Slackですこし気になっていた事とすると、Slackでしか繋がってない人に電話とか出来たら良いのになーと思たり、Slackでワークスペースがたくさんできるとワークスペース間の移動が面倒になってくるというのがありました。DingTalkだとチャットは1画面にまとまるんです。これは好き嫌い出るかも知れませんが、とても楽ですね。

そして、Slackの醍醐味、絵文字は標準で用意したものだけですが、LINEスタンプのような物は用意されていて、自分が用意した任意の画像をスタンプで送る事が出来るようになっています。

Zoom

ビデオ会議やライブ配信が出来るツールで今一番注目されてそうなのはZoomですね。Zoomはとても素敵なツールですし、ホントに細かい所が良く出来てるなーと思うところはホントたくさんあります。

DingTalk(Free) Zoom(Free) コメント
ビデオ会議 ○(40分制限)
ライブ配信 ○(無料) ○(有料オプション) DingTalkは利用には申請が必要
アプリケーション 必要 必要
ユーザ登録 必要 不要 ゲストならユーザ登録不要
仮想背景 ×

ユーザ登録不要で使いたい対お客様などの場合は、やはりユーザ登録不要で行けるZoomに軍配が上がりますね。でも、40分制限を超えるためには1ホストで2000円/月のライセンスはコミュニティにはちょっと高いかもですね。配信オプションを追加すると7000円/月になっちゃいますし。

多くの会議は関係者で行われることが多いです。なので、関係者のMTGはDingTalkでもいいんじゃ無いかなーと思うわけです。

そして、コミュニティでは、勉強会も良く開催されますが、今は新型コロナの影響でオフラインミーティングが開催できません。そこでやりたくなるのがライブ配信です。これが、申請だけすれば、無料で時間制限無く利用できるんです。

コミュニティには朗報じゃないですか?もちろん、視聴者はDingTalkをインストールする必要があるわけですが、そのハードルだけ超えてくれれば!

DingTalkに望むのは、仮想背景を早く実装して欲しいことですね! 自宅の部屋を会議で映したくないのでぜひ御願いしたいです!

ちなみに、DingTalkはAlibaba製のツールなんですが、中国ではそれこそ毎日のようにWebinerがいろんなコミュニティで開催されています。全編中国語なのですが資料見ているだけで少し分かるやつとかもあります。それだけ活用されているDingTalkなので、ライブ配信の品質は問題なく感じますね。

でも、ビデオ会議はありますが、まだ勉強会をDingTalkライブでやったことないのでどこかで試してみたいと思います。

まとめ

DingTalkは、いろんな機能がありますが、チャットについては、Slackと同じように使えて、電話も、音声会議もビデオ会議も無料で出来て、ライブ配信も無料で出来る、コミュニティ(組織)の管理機能も備わっていて、共有ドライブやタスク管理もそこから出来るようになっていて、スマホ一つあればだいたいのことが、一つのアプリで完結できる。

そんなアプリを使ってみませんか?

使ってみようかなーと思った方は、以下からダウンロード出来ます。

https://www.dingtalk.com/static/ja-jp/download?

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