はじめに
ITILファンデーションを目指して勉強したメモです。
勉強期間は1週間、勉強時間は5,6時間程度で32/40の正答率で合格しました。
概要
ITILとはITサービスの運用管理のベストプラクティスをまとめたものです。ITILファンデーションはITILの知識を試す資格試験のエントリーレベルとなっています。
2019年現在、最新のITILのバージョンは4ですが、試験はシラバス2011が対象となっています。
サービスライフサイクル
ITILでの大カテゴリ。
サービスをライフサイクルでマネジメントする。
- サービスストラテジ
- サービスデザイン
- サービストランジション
- サービスオペレーション
- 継続的サービス改善
サービスストラテジ
構成要素
- ITサービス財務管理プロセス
- 需要管理プロセス
- サービス・ポートフォリオ管理プロセス
- 事業関係管理プロセス
キーワード
- ビジネス・ケース
- 支出の説明となる情報
- サービス・ポートフォリオ
- サービス・パイプライン
- サービス・カタログ
- 廃止済みサービス
- PBA
- Pattern of Business Activity
- 事業活動パターン
- TCU
- BRM
サービスデザイン
構成要素
- デザイン・コーディネーション
- サービス・カタログ管理
- サービスレベル管理
- キャパシティ管理
- 可用性管理
- ITサービス継続性管理
- 情報セキュリティ管理
- サプライヤ管理
キーワード
- SLA
- Service Level Agreement
- OLA
- Operational Level Agreement
- UC
- Underpinning Contract
- 外部サプライヤとの間の契約
- SIP
- Service Improvement Plan
- BCP
- Business Continuity Plan
- 事業継続性計画
- RA
- Risk Analysis
- リスク分析
- 4P
- People
- Product
- Partner
- Process
- 5つの側面
- サービス・ソリューション
- サービス・ポートフォリオ
- 技術・管理アーキテクチャ
- プロセス
- 測定方法・基準
- デザイン・コーディネーション
- デザインの調整
- サービス・カタログ管理
- サービス・カタログを正確・最新にメンテナンスする
サービストランジション
構成要素
- 以降の計画立案およびサポート
- リリース管理および展開管理
- サービスの妥当性確認及びテスト
- 変更評価
- 変更管理
- サービス資産管理および構成管理
- ナレッジ管理
キーワード
- CAB
- Change Advisory Board
- 変更諮問委員会
- CMS
- Configuration Management System
- 構成管理システム
- DIKW
- Data:整理されていない事実の集まり
- Infomation:データを整理したもの
- Knowledge:分析した傾向
- Wisdom:活用し、意思決定する能力
- RFC
- Request For Change
- 変更要求
- 標準的な変更
- 緊急の変更
- 通常の変更
- 変更管理の7R
- Raised
- Reason
- Return
- Risk
- Resource
- Responsible
- Relationship
- SKMS
- サービス・ナレッジ管理システム
- CMSだけでなく、様々な項目を管理
サービスオペレーション
構成要素
- イベント管理
- インシデント管理
- 問題管理
- 要求実現
- アクセス管理
- サービスデスク
- IT運用管理
- 技術管理
- アプリケーション管理
キーワード
- ワークアラウンド
- まだ完全な解決策が存在しないインシデントや問題のインパクトを低減、排除する。
- イベント
- 情報
- 警告
- 例外
- エスカレーション
- 機能的エスカレーション
- 階層的エスカレーション
継続的サービス改善
キーワード
- デミング・サイクル
- Plan
- Do
- Check
- Action
- 測定基準
- 技術測定基準
- プロセス測定基準
- サービス測定基準
- SMART
- Specific:具体的な
- Measurable:測定可能な
- Achievable:達成可能な
- Relevant:適切な
- Time-bound:今取り組むべきな
- CSI管理表
- 改善の機会を記録、管理するデータベース
- SKMSの一部
おわりに
ファンデーションレベルだと用語の理解(言葉遊び)で終わってしまっているようにも思いました。
現在、試験価格が高騰しているのもマイナス要素です。