今年はITストラテジストを受けることにしました。
今までのはこちら
情報処理技術者試験 高度午前キーワード一覧 - Qiita
ネットワークスペシャリストのキーワード一覧 - Qiita
システム監査技術者のキーワード一覧 - Qiita
例によって、試験日までは随時更新します。
ITストラテジストとは
IPAによる期待する対象者像。
高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者
CIOやCTO、ITコンサルタントとなるのがITストラテジストのようです。
キーワード一覧
私の理解が不足しているものを一覧化しているので、あまり網羅していないかもです。
主に午前II対策となります。
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IDEAL
プロセス改善のモデル。各フェイズの頭文字をとったもの。サイクルはDiagnosingからLearningが対象。- Initialing(開始)
- Diagnosing(診断)
- Establish(確立)
- Acting(行動)
- Learning(学習)
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決定木分析
データマイニング手法。 -
PPM
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント。市場成長率と市場占有率から問題児、花形、負け犬、金のなる木に分類。 -
スキミングプライシング
製品の投入直後の競争優位性を利用した高価格戦略。(⇔ペネトレーションプライシング) -
ペネトレーションプライシング
製品の投入直後に早期普及などを目的とした低価格戦略。(⇔スキミングプライシング) -
ラインエクステンション
確立したブランドに別の製品を追加すること。 -
キャズム
イノベーションの普及における大きな溝のこと。一部マニアに普及しているところから、一般層に普及させるまでには超えなければならない大きな溝があるらしい。 -
ダブルビン方式
在庫管理の方法。 -
PEST分析
マクロ分析。- Politics(政治)
- Economy(経済)
- Society(社会)
- Technology(技術)
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アンゾフ
人の名前。アンゾフのマトリクスが有名。市場軸と製品軸による成長戦略を分析する。 -
ファイブフォース分析
競争戦略の業界分析。- 売り手の交渉力
- 買い手の交渉力
- 競争企業間の敵対関係
- 新規参入業者の脅威
- 代替品の脅威
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コーズリレーテッドマーケティング
特定の商品やサービスの売り上げの一部を、環境保護や社会貢献に結びつくように寄付する取り組みで企業のイメージアップを狙う。 -
フリーミアム
基本サービス無料ってやつ。フリーとプレミアムの造語らしい。かかるコストは「基本サービス無料を使うユーザによる」。 -
コンティンジェンシー理論
組織構造というものはどのような環境に置かれようと最適となるような形式が存在しないため、周囲の変化に応じて絶えず変化をさせつつ経営する必要がある -
ティアダウン
解体分析、製品のコストを下げる手法。 -
SL理論
Situational Leadership。援助的行動、指示的行動でリーダーのスタイルを分類して変化させていく。 -
XBRL
eXtensible Business Reporting Language。財務諸表のためのXML的フォーマット。(→ EDINET) -
SECIモデル
ナレッジマネジメント。- Socializaiton(共同化)
- Externalization(表出化)
- Combination(連結化)
- Internalization(内面化)
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FSP
Frequent Shoppers Program.顧客ひとりひとりの購買データをとらえながら、優良固定客の維持・拡大を図る。
80%の売上が20%の顧客にもたらされるという(→パレートの法則)ことをベースにしている。
セ○ンイレブンがやらかした7payはこれをやりたかった? -
TLO
Technology Licensing Organization(技術移転機関)。経済産業省も推していて、TLO法がある。 -
バリューチェーン
業活動を機能ごとに分類し、どの部分(機能)で付加価値が生み出されているか、競合と比較してどの部分に強み・弱みがあるかを分析する。 -
4C
マーケティングミックスの消費者側の視点。(⇔4P)- 価値(Customer Value)
- コスト(Cost)
- 利便性(Convenience)
- コミュニケーション(Communication)
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4P
マーケティングミックスの企業側の視点。(⇔4C)- 製品(Product)
- 価格(Price)
- 場所(Place)
- プロモーション(Promotion)
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セグメンテーション変数
市場に存在する不特定多数の顧客を、同質のニーズや特性を持つと判断して差し支えない人々の集団に細分化するための切り口とする変数。 -
コアコンピタンス
企業の中核となる強み。≒ケイパビリティ -
KGI
Key Goal Indicator。目標達成の基準。 -
KPI
Key Performance Indicator。KGI達成のサブ的な目標の意味でも使う。 -
CSF
Critical Success Factor。KGIやKPI達成のための主要因。事業の核。 -
SFA
Sales Force Automation。営業支援システム。 -
CRM
Customer Relationship Management。顧客管理システム。 -
デルファイ法
集団の意見や知見の集約手法。回答とフィードバックを繰り返す。プロジェクトの見積もりやリスク分析など。 -
IVR
Interactive Voice Response。入電時に音声案内で番号入力させることにより、振り分けるアレ。 -
マーケットバスケット分析
おむつとビール。理由はわからないがそうらしいという発見。 -
EMS
Electronics Manifacturing Service。電子機器の受託生産サービス。製造効率を上げて部品を安価化する。 -
LTV
Life Time Value。顧客生涯価値。一人の顧客がどれだけの利益を持つのかの計算値。新規顧客より既存顧客からの利益に注目している。 -
計画的陳腐化
新製品の購買意欲を上げるために旧製品を陳腐化するように計画する。ソニータイマーなど? -
SCM
Supply cahin management。供給業者からの流れを見直し、効率化、最適化を目指す管理手法。 -
ボランタリーチェーン
流通の事業形態の一つ。フランチャイズに似ているが、より個々の独立性が高い。 -
TOC
Theory of Constraints。制約理論。ボトルネックを制約条件とする。 -
SWOT分析
- Strengths
- Weaknesses
- Opportunities
- Threats(脅威)
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HEMS
Home Energy Management System。家庭内電気機器の見える化と制御する。 -
ファブレス
工場(fabrication)を所有しない製造業のビジネスモデル。 -
エスクローサービス
オークションなどの代金や商品の受け渡しの仲介を行う。 -
ebXML
Electronic Business using eXtensible Markup Language。企業間電子商取引の仕様。複数の仕様からなる。 -
3PL
3rd Party Logistics。物流を委託する。 -
IT経営力指標
ITをどの程度活用しているかの指標。経済産業省が作成。 -
TCO
Total Cost of Ownership。システムの総所有コスト。導入費だけでなく、人件費や維持費を含む。 -
バランススコアカード
ビジョン、戦略を明確にしていくことで戦略経営の道のりを管理する手法。 -
TRIZ
ロシア語の頭文字。問題解決のための試行支援ツール。40の発明原理からなる(「わけよ」「同じものを作れ」など) -
BPO
Business Process Outsourcing。業務プロセスの一部の企画・設計・実施を外部委託する。 -
BPMN
Business Process Model ant Notation。ビジネスプロセスモデリング表記法。UMLっぽい記法でビジネスモデルを表現。 -
ROI
Return On Investment。投資収益率。 -
ITポートフィリオ
IT投資の配分を調整する手法。戦略、情報、トランザクション、インフラなどのカテゴリに分類する。 -
BABOK
ビジネスアナリシス知識体系ガイド。システム企画時に適用される。 -
ダイバーシティ
多様な人材を積極的に採用するという考え。 -
エスノグラフィー
対象者の生活を一緒に体験することにより、対象者の属する集団を感覚的・視覚的に理解する。 -
ベリードオファー
マーケティングリサーチのデータ収集方法。異なる表現の広告の違いによる公告評価を行う。 -
ブランドエクイティ
ブランド資産。認知や認識している品質など。 -
コンカレントエンジニアリング
開発までのプロセスを並行することで短期化する方法。 -
スマートグリッド
電力の流れを制御できる送電網。 -
SRI
Socially Responsible Investment。社会的責任投資。エコファンドなど。 -
マクシマックス原理
選択肢の中で、最もうまくいった場合の最大利益を選択する。(⇔マクシミン原理) -
IFRS
国際会計基準。