プログラミングのエラーを解決する7つの方法
開発するうえで、頻繁にエラーに遭遇している。
その時どんな風に問題解決を行うのか。
これを体系的にまとめていきたい。
さらにプログラミングにおける王道の問題方法を構築したい。
エラー解決の流れ
コーディング
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エラーの発生
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周りの人に相談してみる。話をする過程で、散らかった『脳内が整理』されて問題が解決する場合があるので、極論いえば相手は誰でもいい。
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英語のエラーメッセージを翻訳(これめちゃくちゃ大事)→日本語にして理解できたらそのままコードの修正→解決
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エラーでGoogle検索する→解決策が見つかる→解決(ここまでは普通)
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検索して15分以上経過。何件もサイトをはしごして試行錯誤してみても解決しない(ここらへんからハマっている状態)
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検索を続けると集中力が切れて思考停止していくので、エラーが出る原因を考えてどういう可能性があるのか洗い出す。
簡単にでもいいから文章に起こしたほうが良い。
書き出す事は『脳内を整理』するのに役立つ。
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これでだめなら(可能なら)帰る、寝る。翌朝改めて挑む。
これはふざけてるようで、結構成功する確率が高いエラー解決法。
一晩寝てリセットし『脳内の整理』が行われるようだ。さらに朝一は脳のパフォーマンスが発揮されやすい。
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問題棚上げ。そのエラーを解決する優先度を考える。重要じゃないのであれば棚上げしてしまう(後日対応)。
重要だとしても、解決が無理(=すごく時間が掛かってること)な場合はほかの手段を使うことを検討する。
1.質問すること
周りの人(先輩・同僚・仲間)に助けてもらう(質問する)というのが一番早い。
この流れの中のどの段階でも、「質問する」というのは良い。
動けばいい。
2.エラーのメリット
短時間で解決できる問題と長時間かかる問題がある。
色々初めての事を試していればエラーが起きるのは当たり前で、それはチャレンジしている証である。
解決に時間がかかりすぎる事は体力的・精神的・経済的な面でデメリットが非常に大きい。
しかし逆に経験値としては上がる。一つの解決しなければいけない問題に長時間取り組むことで、プログラマーとして基礎体力が身につく。
3.エラーを見る
必ずエラーを見ること。
動かないときに動かないで終わりにしてはいけない。
必ずエラーメッセージを見る。
必ずデバッグモードをONにしてエラーログを見よう。
WEB開発ならアパッチとフレームワークのエラーログファイルを探す。
4.エラーを翻訳する
エラーは起こったほうが良い。
なぜなら、エラーが出るという事はすでに半分解決したようなものだから。
エラーとはつまりエラーメッセージのこと。
「所定の処理を続行できない」旨を開発者がユーザーに通知している。
エラーメッセージをしっかり読もう。
必ず翻訳して、日本語で読もう。
5.エラーを起こすコツ
エラー起こす時は1つづつ。
複数同時にエラーが起こると要因の特定に時間がかかり、がんじがらめになるため。
できるだけシンプルに問題にたどり着ける状態でエラーを起こしていくと解決しやすいエラーが出せる。
6.エラーを検索する
エラーメッセージ自体を検索してみよう。
あなたが目の前にしているエラーは他の誰かがすでに経験していてブログに解決方法が書かれていたりすることが大半だから。
7.脳内の整理
なんどか出てきた『脳内の整理』がエラー解決における大事な作業になる。
複雑な問題を解決するには問題を構造的に組み立てて考える必要が出てくる。
そのためにまずは検索をしていろんな情報に触れてインプットをする。
それをヒントにどういった可能性がエラーの原因としてありえるのかを組み立てる。
8.エラーを楽しむ
エラーとはクイズのようなものである。
「XXが原因でOOが動かない。」
さてどうする?
想像して、仮説を立てて、自分の予想が正しいか試していくことができる。
そして解決した時の達成感。感じる自己肯定感。みなぎる自信。
プログラマー冥利に尽きる。
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