個人で AI スキル・プロンプトの売買マーケット equaliA(イコリア) を運営しています。コードは Claude Code で書いていたのですが、ローンチして気づいたのは「作るより集客のほうが終わらない」ということでした。
そこで発想を変えて、Claude Code を「コードを書くツール」ではなく「マーケ運用フローを実行するエンジン」として使うことにしました。この記事では、その設計と実装で効いたポイントを共有します。
やりたかったこと
「ネタを1つ渡したら、記事が公開されて検索インデックスに載るまで人手ゼロで通す」。これを Claude Code の スキル(Skill)機能で1本のワークフローにまとめました。
キーワード受け取り
→ 記事執筆(Markdown)
→ メタデータを型付き設定に登録
→ build & push (Vercel が自動デプロイ)
→ 本番URLをポーリングして公開確認
→ Google Search Console にサイトマップ再送 + URL検査
Claude Code のスキルは「手順書 + 使ってよいツール」をひとまとめにできるので、毎回プロンプトを書き直さずに同じ運用を再現できます。
設計で効いた3つの判断
1. 「全自動」にしない — 外向きアクションは人手ゲート
最初は全部を無人で回そうとしましたが、検索エンジンへの登録リクエストや公開フラグの確定など「外向き・不可逆」の操作は、機械が下書きを用意して人が最後にトリガーを引く形に落ち着きました。
- 自動化する:記事生成・ビルド・デプロイ・サイトマップ送信
- 人手に残す:インデックス登録の実行、公開フラグの確定
理由は単純で、API 規約・スパム判定・誤公開のリスク管理です。「文面と対象は機械、最後の1クリックは人」に分けてから運用が安定しました。
2. 状態を1つの JSON に集約して冪等にする
運用を定期実行(ループ)させると、同じタスクを二重に積む事故が起きます。そこで「人手待ちタスクのキュー」と「実行ログ」「日次カウンタ」を1つの状態ファイルに集約し、毎回読み込んで重複チェックしてから追記する冪等な作りにしました。途中で止まっても、次の実行が状態を見て続きから動けます。
3. キーワードカニバリゼーション対策
記事を量産すると、自サイト内で記事同士が検索順位を食い合います。対策として、
- ビッグワード単体(「AI」「プロンプト」)は狙わず、複合ワードを面で取る
- 記事 → 関連ランディングページ → 商品一覧 への内部リンク導線を全記事に持たせる
- 薄い既存記事は新規量産より加筆で深掘りを優先
まとめ
Claude Code は「定型の運用フローを実行するエンジン」として使うと、コード生成以外の領域でもかなり強力でした。同じ発想は SEO に限らず、定期レポート・データ整形・お知らせ配信などにも応用できます。
実際に動かしているサービスはこちらです 👉 equaliA(イコリア) — AI スキルやプロンプトを売買できるマーケットです。よければ覗いてみてください。