9
12

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

英語と日本語、両方使ってPythonを丁寧に学ぶ。

Last updated at Posted at 2019-04-28

#目的

英語と日本語、両方使ってPythonを丁寧に学ぶ。

  (:sun_with_face: 頭に入れておくと役立つ気がするものに印を入れました)

(個人的な動機は別として、)手元に、
  「入門 Python3」オライリー・ジャパン(2017年2月3日 初版第6刷発行)
  「introducing Python」 O'Reilly Media,Inc (First Edition 2016-02-26 Third release)

の日本語と英語の書籍が両方あります。
以前、用語に関して、

  日本語と英語の対応

がよくわからなかった場合があるので、それを整理し、その作業を通して、Pythonの理解を深めたいと思います。

日本語は、よく読まれている上記の書籍の記載を基準とします。

(Pythonに限った内容でないものも多く含まれます、あえて、含んでいます。)

以下からも情報を追加。
 https://docs.python.org/3/reference/datamodel.html
(広げて https://docs.python.org/3/reference/)
 https://docs.python.org/ja/3/reference/datamodel.
(広げて https://docs.python.org/ja/3/reference/)

更に、以下も。
 https://docs.python.org/3/glossary.html
 https://docs.python.org/ja/3/glossary.html

#単語
##漢字を含む編

日本語 英語 備考
代入する assign substituteよりこっち?
代入 assignment :star: substitutionよりこっち?
辞書 dictionary ディクショナリではない
辞書 dict この呼び方もあると記載
ラムダ関数 lambda function
無名関数 anonymous function
対話型インタープリタ interractive interpreter
波かっこ curly brackets {} ※python特有のことではない
角かっこ sqare brackets [] ※python特有のことではない
数値 numbers
集合 sets
優先順位 precedence
基数 bases base 10とか
組込み built-in
->組込み関数 ->built-in function
名前 name
名前空間 namespaces
並行処理 concurrency
分散コンピューティング distributed computing :sun_with_face:
シリアライズ(直列化) serialize ※1
(実)引数 arguments ※2
->位置引数 positional arguments
(仮)引数 parameters ※2
動的言語 dynamic languages
スクリプト言語 scripting languages
属性 attributes
整数 integer
整数(の) integral
複数行 multiline
multiple lines
->複数行文字列 ->multiline strings
実装(されている) (is) implemented
statement ※3
expression ※3
->式文 ->expression statement ※3
修飾(する) qualifying
別名 another name
配列 array
->多次元配列 multidimensional array
->数値配列 numeric array ※numericalじゃなく
参照 reference
名前をつける attach a name
非公開 private
非公開属性 privacy
null, empty
->空集合 null set, empty set
改行 newline ※4
識別子 identifier
(identifiers)
実行ファイル executable :sun_with_face: 名詞にもなる
意味を持つ make(s) sense 例. on systems where this makes sense. :sun_with_face:
使い方 usage
正規表現 regular expressions 「単語の意味からずれている例」参照:sun_with_face:
※1 Saving data structures to a file is called serializing.(本文抜:sun_with_face:粋)
※2 日本語は、単に、引数という場合が多い。
※3 式と文は区別しましょう。関連記載参照。
※4 newlineの説明は、以下、参照。
(引用元:https://en.wikipedia.org/wiki/Newline)

Newline (frequently called line ending, end of line (EOL), line feed, or line break) is a control character or sequence of control characters in a character encoding specification (e.g. ASCII or EBCDIC) that is used to signify the end of a line of text and the start of a new one.

##カタカナ編

日本語 英語 備考
スライス slice
イテラブル iterable
イテレータ iterator
ミュータブル mutable
変更可能な*
イミュータブル immutable
変更不能な
クロージャ closures
シーケンス sequence ※1
モジュール modules ※2
バウンド bound
->CPUバウンド ->CPU bound
シェルプログラム shell program
メソッド methods
ハッシュ hash 辞書の他の言語での呼び方の例として記載
ハッシュマップ hashmap 辞書の他の言語での呼び方の例として記載
トークン token
(値を)コピーする copy (a value)
マングリング mangling
マングリングする mangle ※3
ドキュメンテーション documentation
->ドキュメンテーション文字列 documentation string
インスタンス(実体、実例) instance
バイト bytes ※5
->バイト列 bytearray ※4※5
->バイトシーケンス byte sequence ※4※5
※1 言葉の説明というよりは、言語仕様の説明になるかもれいないが、シーケンス型として、リスト、タプル、range、文字列などがあるらしい。
 参考:
  PythonのData model(データモデル)のThe standard type hierarchy(標準型の階層)
※2 モジュールは、pythonコードをまとめたファイル。
A module is a file containing Python definitions and statements. The file name is the module name with the suffix .py appended. (3.7.3仕様書)
※3 「(ぐちゃぐちゃに変形する)」との補足記載あり。
※4 byte stirings と書かれているところもある。
※5 bytes、bytearrayを明確に使い分けている場合は、注意。使い分ける場合は、通常、英語表記。
別項参照。

##使い慣れない日本語編

日本語 英語 備考
内包表記 comprehension
-> リスト内包表記 -> list comprehension
特殊メソッド special methods マジックメソッド、magic methodsと呼ばれる場合ありと補足あり
連想記憶 associative arrays 辞書の他の言語での呼び方の例として記載
副作用 the side effects

#定義

定義が重要な単語を以下に示す。

attribute
(属性) オブジェクトに関連付けられ、ドット表記式によって名前で参照される値です。例えば、オブジェクト o が属性 a を持っているとき、その属性は o.a で参照されます。
A value associated with an object which is referenced by name using dotted expressions. For example, if an object o has an attribute a it would be referenced as o.a.

#[補足]英語と日本語、文章レベルで対比
補足として、文書レベルの対比を示す。

reference ※引用 上段:[a1]、下段:[a2]
変数はただの名前だ。代入したからといって値はコピーされない。データを入れているオブジェクトに名前を付けるだけだ。名前は値自体ではなく値の参照である。
variables are just names. Assingment does not copy a value;it just attaches a name to the object that contains the data.The name is a reference to a thing rather than the thing itself.
attributes ※引用 上段:[a1]、下段:[a2]
オブジェクトには、データ(変数、属性と呼ばれる)とコード(関数、メソッドと呼ばれる)の両方が含まれている。オブジェクトは、なんらかの具体的なものの一意な**インスタンス(実体、実例)**を表している。
An object contains both data(variables, called attributes) and code (functions, called methods).It represents a unique instance of some concrete thing.
bytes, bytearray ※引用 上2段:[a1]、下2段:[a2]
・bytesはイミュータブルで、バイトのタプルのようなものだ。
・bytearrayはミュータブルで、バイトのリストのようなものだ。
・bytes is imuutable, like a tuple of bytes
・bytearray is mutable, like a list of bytes
make(s) sense ※引用 上2段:[a3]、下2段:[a4]
Python インタプリタの実行ファイルの絶対パスを示す文字列です。このような名前が意味を持つシステムで利用可能です。
A string giving the absolute path of the executable binary for the Python interpreter, on systems where this makes sense.

※[a1]「入門 Python3」オライリー・ジャパン(2017年2月3日 初版第6刷発行)
 [a2]「introducing Python」 O'Reilly Media,Inc (First Edition 2016-02-26 Third release)
[a3] https://docs.python.org/ja/3/reference/
[a4] https://docs.python.org/3/reference/

#定義が、ぶれる例

・「属性」(attributes)
「属性」は、「属性」と「メソッド」という感じで分けて使われることが多いが、「属性参照」や
dir関数の説明においては、広義の「属性」(属性も属性、メソッドも属性)という定義として使われているようである。(用語の数には、限りがあるし、その程度のあいまいさは、当然、あると思う。)

#単語の意味からずれている例
##英語がずれて、そのまま日本語がずれている例
###正規表現(regular expressions)
regular expressionsから、正規表現が今、意味してるものをイメージすることはできないと思う。
下記のwikiから考えると、
「regular language」で使っていたexpressionsという感じか。
出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Regular_expression

The concept arose in the 1950s when the American mathematician Stephen Cole Kleene formalized the description of a regular language.

#関連(本人)
PythonのData model(データモデル)のThe standard type hierarchy(標準型の階層)
pythonをストレスなく使う!(ExpressionとStatement)

余談

以下の記事で、日本語と英語の対応に関して少し理解が深まった。:tada:
argumentの記載あり。
英語辞書。記載に関するとても重要な話。 (いろんな人に教えてあげて下さい)

#今後
適宜、追記します。
誤りなどコメントあればお願いします。
見て頂いた方に役立つためには、もう少し、記載に工夫がいることは認識しています。

9
12
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
12

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?